サウンドデザイナーRichard Devineによる120のマスターデザインプリセットが、Falconの高度なシンセシス機能を探求します。— アニメーション化されたパッド、アルペジオシーケンス、モジュラー実験からパーカッシブテクスチャーまで。
イントロダクション
DevinityはFalconに新たな深みをもたらします。この拡張パックは、アトランタを拠点にするエレクトロニックミュージシャン/サウンドデザイナーであるRichard Devineの手によるものです。Richardは、音とテクノロジーに対する愛情、優れた楽曲と演奏により、多くの世界的に成功したメジャー企業のサウンドデザインに携わり、業界屈指に職人に上り詰めました。
Devinityは、Richardの手による120のプリセットパッチをパッケージにしたものです。そこには彼のFalconに対する情熱と愛がたっぷり詰まったサウンド、そして特別な手法やアプローチを垣間見ることができます。加えて彼は製作手順やインスピレーションのネタあかしも快く引き受けました。
Falcon専用
Devinityは、Falconの持つ高度で先進的なシンセ機能とソフトウェアアーキテクチャーの柔軟性を活かした専用拡張ライブラリーで、直観操作のマクロコントロールによる迷いのない操作、演奏と表現が可能です。
MIDI、OSC、ホストオートメーションやLuaスクリプトを通じてサウンドを操作し、豊富に用意されたFalconのオシレーター、エフェクト、モジュレーターやイベントプロセッサーの駆使による、音色そのものの変容や改造も自由自在です。
Falconの多様性と優れた音質は、このコレクションでも享受できます。さまざまなシンセシスやサウンドデザイン技術、エフェクトやモジュレーターが随所に活用され、それを自分のものにできます。サウンドはすべて迅速にプレビュー、編集、レイヤー、演奏可能で、Falconのセミモジュラーアーキテクチャーと豊富なコンポーネントライブラリーによって、ほぼ無限のバリエーションが発想次第で、いくらでも生み出す事が可能です。
INFO ページ
インフォタブは、選択されたプログラムの概要を表示します。プログラムで設定されているマクロコントロールの操作もここでおこないます。また、(i) ボタンのクリックで、カスタムテキストや画像を表示します。
- 1 プログラム情報
(i)ボタンで、プログラムに関する情報を表示します。多くのファクトリープリセットには、モジュレーションホイールの割り当てやマクロの解説、演奏のヒントなど(英文)が記載されています。ご自身のプログラムに解説を加えて保存することも可能です。
- 2 マクロ
パネルのノブとスイッチは、読み込まれたプログラムのマクロです。数や名称、配置はプリセットごとに異なります。本バンクで最も多く使われている構成のOcean Chordsでは、Filter CutoffとFilter ResonanceがXpander Filterの周波数とレゾナンスを、Delay On/OffとDelay MixがDual DelayのオンとオフおよびMixを、SparkVerb On/OffとSparkVerb MixがSparkVerbリバーブのオンとオフおよびMixをコントロールします。
各マクロは右クリックメニューからMIDI CC、OSC、ホストオートメーションに割り当てることができ、Luaスクリプトからコントロールすることも可能です。
マクロ
FalconのFactory Contentと同様、Devinityのプログラムにもマクロが割り当てられています。INFOタブでは、Devinityのアートワークの上にノブまたはスイッチとして並び、その数と名称はプリセットごとに異なります。これらのパラメーターは、右クリックで、ホストオートメーションやMIDI CC、OSCに割当てたり、Luaスクリプトから操作することが可能です。マクロは、演奏時によく使用するパラメーターをまとめたプログラムのフロントパネルとして扱う際に便利です。
マクロに関する詳細はFalconのソフトウェアマニュアルをご覧ください。
プログラム情報
画面右上の(i)ボタンで、プログラムに関する情報を表示します。 多くのファクトリープリセットにはプログラムの解説や演奏時のヒントなど(英文)が含まれています。例えば、オルガンの音色で、モジュレーションホイールにレスリースピーカーのロータースピードコントロールが割当てられている場合、ここに記載されます。また、ご自身のメモなどをここに加えることも可能です。
EDIT ページ
マクロ以外のパラメーターの操作やマクロの細かな設定を行う場合、EDIT タブを表示します。Falcon の音色プリセットは固定された階層で構成されます。最上層部はプログラム(Program)で、プログラムは 1 つ以上のレイヤー(Layer)、レイヤーは 1 つ以上のキーグループ(Keygroup)、キーグループは 1 つ以上のオシレーター(Oscillator)で構成されます。オーディオエフェクト、MIDI エフェクト、モジュレーターはどの階層にも加えることができます。
- 1 プログラムエディター
パッチの最上層。音色全体に関するパラメーターを操作。音量、パン、発音数、オクターブやトランスポーズを設定し、音色全体を仕上げるオーディオやMIDIエフェクトもここに追加。
- 2 レイヤーエディター
キーグループをグループ化して編集。プログラムと同じエフェクト/モジュレーションスロットに加え、ベロシティカーブ、ポリモード、ユニゾンなどを設定可能。これらはそのレイヤーに含まれるキーグループにのみ適用される。プログラムに複数のレイヤーがある場合、LAYER(S) ヘッダーの右横に編集対象のレイヤー名が表示され、複数のレイヤーを選択すると共通のパラメーターのみを一括設定でき、この表示はレイヤー名のかわりに MULTIPLE SELECTION になる。
- 3 キーグループエディター
パッチの最下層。オシレーターを保持し、トリガーモードなどオシレーターボイスに関する設定を定義。ここで追加されたエフェクトはボイス毎に動作するため、分離に優れた結果が得られる反面、上位の階層よりCPUを消費する。レイヤーに複数のキーグループがある場合、KEYGROUP(S) ヘッダーの右横に編集対象のキーグループ名が表示され、複数のキーグループを選択すると共通のパラメーターのみを一括設定でき、この表示は MULTIPLE SELECTION になる。
マッピング、オシレーター、モジュレーションの各エディターについては、Falcon のソフトウェアマニュアルの階層とEDITをご参照ください。
プリセット一覧
10のカテゴリーにわたる120のプリセット。アニメーション化されたテクスチャー、アルペジオシーケンス、ベース、ベル、コード、サウンドエフェクト、モジュラー実験、パッド、パーカッシブシーケンス、プラック&リード。すべてRichard Devineによる作曲です。
01 — Animated
18- Bleepy Pad
- Blinking Lights
- Complex Web
- Delicate Dance
- Dream Time
- Drift & Pulse
- Emeralds
- Heaven's Gate
- Mountain Song
- Noise Picks
- Orbit Sequence
- Phase Pad
- Rez Pulser
- Sparkle Stars
- Spinning Spaces
- Stargazer
- Substrata
- Universe Pulses
02 — Arpeggiated
8- Abstract Lead
- Arps of Heaven
- Artikt Acid
- Cascade Arp
- Floating
- Random Flux
- Runner Bass
- Star Arp
03 — Bass
13- Bass Interia
- Bronze Bass
- Comber Bass
- Flutter Bass
- Liquid Bassline
- Plate Bass
- Pogo Bass
- Razor Bass
- Reptilian Bass
- Tack Bass
- Talking Bass
- Tumbler Bass
- Wave MorpherBass
04 — Bells
4- Chimes FM
- Clear Bells
- Noise Bell
- Piano Tines
05 — Chords
6- Berlin Chords
- Chord Heaven
- Ocean Chords
- Old Film
- Summer Chords
- Xlyo FM
06 — FX
14- Acid Rain
- Black Waters
- Glitter
- Harmonic Riser
- Haunting Drone
- PhyMod Hats
- Shooting Star
- Slow Risers Pad
- Space Travel
- Strange Place
- Tension Builder
- Wavetable Rain
- With Ghosts
- Worm Percs
07 — Modular Madness
24- Bass Errors
- Bell Helix
- Broken Echo
- Broken Glass
- Computer Thinking
- Cubic Beats
- Data Streams
- Etallic FM
- FM Blaster FX
- FM Clanks
- FM Gardens
- Gems SFX
- Glass Sprinkles
- Glimmer Pad
- Mad FM
- Morph-BP
- Multi Env FM
- Particle Fields
- Passage to Zion
- Plink Plonks
- PulseMod Pad
- Spectral FM
- Stekkar Beats
- Zap Crusher
08 — Pads
12- Bandpass Space
- Crystal Pad
- Harmonic Pad
- High Pulse Pad
- Island Pads
- Merrian Divide
- Noise Pads
- Slow Moss
- SoftLite Vowels
- Sperical Pad
- Tundra
- Winter Pad
09 — Percussive Sequences
7- ArcType
- Circa Seq
- Drum Core
- FM Perc Set
- FunkDR
- Hop Scotch
- IDM Beat
10 — Plucks - Leads
14- Air Plucks
- Dusk Tines
- Glade Percs
- Golden Pluck
- Guitar Like
- Harmony Plucks
- Ice Pick Lead
- Oregon Trail
- Pearly Falls
- Ping Space
- Pluck Sphere
- Poly Time
- S&H Lead
- Warm Plucks
クレジット・謝辞
サウンドデザイン — Richard Devine
GUI・グラフィックス — Anthony Hak · Nathaniel Reeves
ドキュメント — Nathaniel Reeves · Kai Tomita
開発チーム