サウンドデザインの巨匠Simon Stockhausenによる111個のマスターデザインプリセット。動的な状態、流動性、そして時間経過による連続的な変化を探索する、豊かなパッド、きらびやかなアルペジオ、ムービングリード、素晴らしいサウンドスケープ。
イントロダクション
サウンドデザインの巨匠、Simon Stockhausenによる更なるプリセットコレクションです。Fluidityに用意された111のパッチは、動的、流的、そして時間経過による連続変化の状態を探ります。Fluidityの音の探求は、自然な動きと落ち着きある美しさの感性を呼び起こし、Simonならではの、魔法のようなテクニックが、眩ばかりの小さな光として、細部まで聴覚を刺激します。
Fluidityのサウンドは、Electronic、Mallets、Sequencer、Soundscapes、Strings、WaterそしてWindの7カテゴリーに分類され、芳醇なパッド、きらびやかなアルペジオ、ムービングリード、息を呑むサウンドスケープ、心を洗うテクスチャサウンドなどを提供します。さらに、すべてのパッチは7~12のマクロで構成され、即効性のある深いカスタマイズやパフォーマンスと多様性を可能にし、作品に合わせて素早くバランスを取ることも可能です。
すべてのFalcon expansionsと同様、Fluidity、各サウンドのパッチ構造をさらに掘り下げ、ユーザー自身が適していると思う方法で操作して再構築することができます。そして、111のパッチすべてについてSimonによる詳細なパッチノートを用意しました。これらのプリセットに関する情報、各サウンドのデザイン、マクロ割当の説明などについての洞察を得ることが可能です。
このコレクションは、SimonによるFalconの可能性と比類なきサウンドクォリティの探求による賜物です。Falconに装備された様々なシンセシスとサウンドデザイン技術、充実した内蔵エフェクト、数々の強力モジュレーターによってこれらのプリセットが生まれました。音色は即座に読み込まれ、エディット、レイヤー、演奏することが可能で、さらにFalconのセミモジュラー構造と豊富なライブラリーによって、ほぼ無限に近いバリエーションをさらに派生させることが可能です。
Falcon専用
Fluidityは、Falconの持つ高度で先進的なシンセ機能とソフトウェアアーキテクチャーの柔軟性を活かした専用拡張ライブラリーで、直観操作のマクロコントロールによる迷いのない操作、演奏と表現が可能です。
MIDI、OSC、ホストオートメーションやLuaスクリプトを通じてサウンドを操作し、豊富に用意されたFalconのオシレーター、エフェクト、モジュレーターやイベントプロセッサーの駆使による、音色そのものの変容や改造も自由自在です。
Falconの多様性と優れた音質は、このコレクションでも享受できます。さまざまなシンセシスやサウンドデザイン技術、エフェクトやモジュレーターが随所に活用され、それを自分のものにできます。サウンドはすべて迅速にプレビュー、編集、レイヤー、演奏可能で、Falconのセミモジュラーアーキテクチャーと豊富なコンポーネントライブラリーによって、ほぼ無限のバリエーションが発想次第で、いくらでも生み出す事が可能です。
INFO ページ
インフォタブは、選択されたプログラムの概要を表示します。プログラムで設定されているマクロコントロールの操作もここでおこないます。また、(i) ボタンのクリックで、カスタムテキストや画像を表示します。
- 1 Macros
各ノブはプリセットのマクロで、Fluidityのスクリプトが配置しています。ラベル、コントロールの数(7〜12)、操作対象はプリセットごとに変わり、スイッチとして設定されたマクロはオン/オフボタンで表示されます。Cream Synthでは、Reverb、Delay、PhaserがSparkVerbとDualDelayのミックス量、Phasorのデプスを、WT SynthとAna Synthが2つのレイヤーの音量を、Glide Timeがそのポルタメントタイムを設定し、AmpModでオシレーターにLFOのトレモロが加わります。
他のFalconのマクロと同様、MIDI、OSC、ホストオートメーション、Luaスクリプトからコントロールできます。マクロの詳細はFalconのソフトウェアマニュアルをご覧ください。
マクロ
FalconのFactory Contentと同様、Fluidityのプログラムにもマクロが割り当てられています。それに加え、より扱いやすいようにFalconのスクリプト機能によってデザインされた専用の画面にマクロが紐づけられています。これらのパラメーターは、右クリックで、ホストオートメーションやMIDI CC、OSCに割当てたり、スクリプトを駆使して独自のパネル作成が可能です。
画面上の Script ボタンをクリックすると、表示がスクリプトからノブまたはスイッチが並んだマクロ表示になります。マクロは、演奏時によく使用するパラメーターをまとめたプログラムのフロントパネルとして扱う際に便利です。
マクロに関する詳細はFalconのソフトウェアマニュアルをご覧ください。
プログラム情報
パネル上のScriptボタンでFalconのマクロ表示に切替え、その右上の(i)ボタンで、プログラムに関する情報を表示します。 多くのファクトリープリセットにはプログラムの解説や演奏時のヒントなど(英文)が含まれています。例えば、オルガンの音色で、モジュレーションホイールにレスリースピーカーのロータースピードコントロールが割当てられている場合、ここに記載されます。また、ご自身のメモなどをここに加えることも可能です。
Simon は 111 のプリセットすべてに詳しいパッチノートを用意しており、INFO タブから直接参照できます。
EDIT ページ
マクロ以外のパラメーターの操作やマクロの細かな設定を行う場合、EDIT タブを表示します。Falcon の音色プリセットは固定された階層で構成されます。最上層部はプログラム(Program)で、プログラムは 1 つ以上のレイヤー(Layer)、レイヤーは 1 つ以上のキーグループ(Keygroup)、キーグループは 1 つ以上のオシレーター(Oscillator)で構成されます。オーディオエフェクト、MIDI エフェクト、モジュレーターはどの階層にも加えることができます。
- 1 プログラムエディター
パッチの最上層。音色全体に関するパラメーターを操作。音量、パン、発音数、オクターブやトランスポーズを設定し、音色全体を仕上げるオーディオやMIDIエフェクトもここに追加。
- 2 レイヤーエディター
キーグループをグループ化して編集。プログラムと同じエフェクト/モジュレーションスロットに加え、ベロシティカーブ、ポリモード、ユニゾンなどを設定可能。これらはそのレイヤーに含まれるキーグループにのみ適用される。プログラムに複数のレイヤーがある場合、LAYER(S) ヘッダーの右横に編集対象のレイヤー名が表示され、複数のレイヤーを選択すると共通のパラメーターのみを一括設定でき、この表示はレイヤー名のかわりに MULTIPLE SELECTION になる。
- 3 キーグループエディター
パッチの最下層。オシレーターを保持し、トリガーモードなどオシレーターボイスに関する設定を定義。ここで追加されたエフェクトはボイス毎に動作するため、分離に優れた結果が得られる反面、上位の階層よりCPUを消費する。レイヤーに複数のキーグループがある場合、KEYGROUP(S) ヘッダーの右横に編集対象のキーグループ名が表示され、複数のキーグループを選択すると共通のパラメーターのみを一括設定でき、この表示は MULTIPLE SELECTION になる。
マッピング、オシレーター、モジュレーションの各エディターについては、Falcon のソフトウェアマニュアルの階層とEDITをご参照ください。
プリセット一覧
111個のプリセット、7つのカテゴリーに分類。エレクトロニックなテクスチャーからディープなサウンドスケープ、豊かなストリングス、そして独特なウォーター・ウインド・デザインまで。
01 — Electronic
11- Cream Synth
- Fluid Sweeper
- Future Fluid
- Golden Pad
- Rich Man
- Street Canyon
- Surfer
- Theme Synth
- Trill Bird
- Vivid Synth
- Wave Motion
02 — Mallets
8- Azur
- Freshly Plucked
- HAPI & Gongs
- HAPI FM
- HAPI Shimmer Pearls
- HAPILimba
- Liquid Steel
- Synth Vibes
03 — Sequencer
12- Chiffer Music
- City Runner
- Fluidity Bass Seq
- Future Retro
- Lake Music
- Minimal Maze
- Night Fluid
- Ocean Rider
- Playful
- Poly Beats
- Syncopator
- WaterQuencer
04 — Soundscapes
23- Cascade De Sillans
- Dreamscape
- Epic Ocean
- Fluid Sky
- Infinity Pool
- Kronosaurus
- Little River 01
- Little River 02
- Molecule Stretch
- Monster
- Naiads
- Ocean Abyss
- Pebble Beach
- Pool Scape
- Positivity Stream
- Puffer Fish
- Rural Scene
- Sea Missile
- Spectral Fluid
- Swamp Scene
- Warped Pool
- Water Branches
- Wondrous Water
05 — Strings
10- Cello Vox Grains
- Cello Waves
- Cittern Combo
- Cittern Hybrid
- Cittern Synth
- Counter Pad
- Guitar Stream
- String Wash
- Sul Pont Scape
- Table Cello
06 — Water
20- Aqua Synth
- Bowed Tube
- Dusk Bathing
- Fluid Resonances
- Fountains
- Macroplata
- Melodic Drops
- Pool Music
- Poseidon
- Sine Drops
- Surreal Water
- Water Motion
- Water Talk
- Water Tube 01
- Water Tube 02
- Water Tube Gliss Slomo
- Water Tube Gliss
- Water Voices
- Whisk Beater
- Whisk Mix
07 — Wind
27- Altostratus
- Bottle Chiffer
- Bottle Space
- Bottle Vox
- Bottle Windstrument
- Cloud Choir
- Dynamic Sax Layered
- Dynamic Sax Synced
- East Wind
- Ethereal Wind
- Fluid Sax Phrases
- Granular Octave Sax
- Meandering Horns
- Mellowness
- Meta Voices
- Minor Particles
- North Wind
- Ocean Choir
- Octave Meets Table Sax
- Particle Wind
- Penta Particles KS
- Solar Wind
- Spectral Sax Pad
- Spectral Vox
- Synced Sax Arpeggios
- West Wind
- Wind Phrase Trio
クレジット・謝辞
サウンドデザイン — Simon Stockhausen
GUIとグラフィックス — Anthony Hak・Nathaniel Reeves
ドキュメント — Nathaniel Reeves・Kai Tomita
開発チーム