SubCultureの美学とオーケストラの最低音域を融合させた、120の厳選されたプリセット。ダークシネマティックストリングス、不気味なブラス、咆哮する太鼓、ザラザラしたヒットなど。
イントロダクション
実験的な要素として、可能な限り低いオクターブでさまざまなアーティキュレーションと演奏効果を収録するために、特殊なアンサンブルをいくつか編成してセッションに臨みました。これらのセッションから得られたサンプルや響きは、オーケストラ構成で耳にできる中で最も強力かつ感情的な表現を得ることに成功しました。こういった要素がSubCultureOrchestralの音響基盤です。
SubCultureのコンセプトと美学をオーケストラの最低音域を融合させたことで生まれたこれらの素晴らしい収録結果は、サウンドデザイナーによって更なるレベルに引き上げられました。 SubCulture Orchestralは、120の特別かつ刺激的なプリセットで提供されます。影のあるストリングススケープ、心に残るブラススイープ、咆哮する太鼓のリズム、ザラザラしたヒットなど織り交ぜながら、ダークシネマの世界を探究します。音楽、映画、あるいはゲームスコアにダークで型破りなオーケストラサウンドを追加したい方にうってつけです。
SubCulture Orchestralに収録された音色は、特別カスタマイズされたマクロコントロールによって簡潔かつ効果的に奏でた音色に変化を与えることが可能で、演奏をより一層引き立てます。そして他のFalcon Expansionと同様、EDIT画面に切り替えれば、サウンドの構成を細部まで確認することが可能で、新たなサウンドデザインのきっかけにもなります。
このコレクションは、Falconの万能性と比類なきサウンドクォリティによってその魅力がより一層深まります。Falconに装備された様々なシンセシスとサウンドデザイン技術、充実した内蔵エフェクト、数々の強力モジュレーターによってこれらのプリセットが生まれました。音色は即座に読み込まれ、エディット、レイヤー、演奏することが可能で、さらにFalconのセミモジュラー構造と豊富なライブラリーによって、ほぼ無限に近いバリエーションをさらに派生させることが可能です。
INFO ページ
インフォタブは、選択されたプログラムの概要を表示します。プログラムで設定されているマクロコントロールの操作もここでおこないます。また、(i) ボタンのクリックで、カスタムテキストや画像を表示します。このページはFalconとUVI Playerの両方で使用できます。
- 1 プリセットマクロ
最大 3 基のノブで、プログラム自身のマクロです。ラベルと割り当てはプリセットごとに変わります。Abyss Swells では、SHIFTER が周波数シフターのミックス量を、SLAM がマキシマイザーのスレッショルドを下げる量を、COMB+ がコムフィルターのレゾナンスを設定します。
マクロは MIDI、OSC、ホストオートメーションに割り当てたり、Lua スクリプトで制御したりできます。
- 2 MIXER
プログラムの各レイヤー(最大 3 つ)のレベルフェーダーです。レイヤーが少ないプログラムでは、表示されるフェーダーも少なくなります。各フェーダー下の番号付きボタンで、そのレイヤーをミュートします。
- 3 CUTOFF / RES
すべてのキーグループのフィルターのカットオフ(20 Hz〜20 kHz)とレゾナンスを一括で設定します。
- 4 DEPTH
FILTER ENV がカットオフを動かす量で、−100 %〜+100 % の範囲です。マイナス値ではカットオフを下方向に動かし、0 ではフィルターエンベロープは効果を持ちません。
- 5 AMP ENV
プログラムのアンプエンベロープです。A(最大 10 秒)、D(最大 30 秒)、S、R(最大 20 秒)を設定します。上のディスプレイは表示専用で、設定したエンベロープカーブを描画します。
- 6 DELAY / REVERB
全レイヤーからディレイ用 AUX(ほとんどのプリセットでは Dual Delay)とリバーブ用 AUX(SparkVerb または Sampled Reverb)へのセンド量です。
- 7 FILTER ENV
フィルターのカットオフを変調するエンベロープで、A、D、S、R の範囲は AMP ENV と同じです。カットオフを動かす量は DEPTH で設定します。ディスプレイには設定したカーブが表示されます。
プログラム情報
パネル上のScriptボタンでFalconのマクロ表示に切替え、その右上の(i)ボタンで、プログラムに関する情報を表示します。 多くのファクトリープリセットにはプログラムの解説や演奏時のヒントなど(英文)が含まれています。例えば、オルガンの音色で、モジュレーションホイールにレスリースピーカーのロータースピードコントロールが割当てられている場合、ここに記載されます。また、ご自身のメモなどをここに加えることも可能です。
EDIT ページ
マクロ以外のパラメーターの操作やマクロの細かな設定を行う場合、EDIT タブを表示します。Falcon の音色プリセットは固定された階層で構成されます。最上層部はプログラム(Program)で、プログラムは 1 つ以上のレイヤー(Layer)、レイヤーは 1 つ以上のキーグループ(Keygroup)、キーグループは 1 つ以上のオシレーター(Oscillator)で構成されます。オーディオエフェクト、MIDI エフェクト、モジュレーターはどの階層にも加えることができます。
- 1 プログラムエディター
パッチの最上層。音色全体に関するパラメーターを操作。音量、パン、発音数、オクターブやトランスポーズを設定し、音色全体を仕上げるオーディオやMIDIエフェクトもここに追加。
- 2 レイヤーエディター
キーグループをグループ化して編集。プログラムと同じエフェクト/モジュレーションスロットに加え、ベロシティカーブ、ポリモード、ユニゾンなどを設定可能。これらはそのレイヤーに含まれるキーグループにのみ適用される。プログラムに複数のレイヤーがある場合、LAYER(S) ヘッダーの右横に編集対象のレイヤー名が表示され、複数のレイヤーを選択すると共通のパラメーターのみを一括設定でき、この表示はレイヤー名のかわりに MULTIPLE SELECTION になる。
- 3 キーグループエディター
パッチの最下層。オシレーターを保持し、トリガーモードなどオシレーターボイスに関する設定を定義。ここで追加されたエフェクトはボイス毎に動作するため、分離に優れた結果が得られる反面、上位の階層よりCPUを消費する。レイヤーに複数のキーグループがある場合、KEYGROUP(S) ヘッダーの右横に編集対象のキーグループ名が表示され、複数のキーグループを選択すると共通のパラメーターのみを一括設定でき、この表示は MULTIPLE SELECTION になる。
マッピング、オシレーター、モジュレーションの各エディターについては、Falcon のソフトウェアマニュアルの階層とEDITをご参照ください。
プリセット一覧
120のプリセットは、7つのカテゴリーに整理されており、アトモスフェリックパッド、シネマティックエフェクト、エピックコンパニオンキュー、パーカッシブヒット、モーションテクスチャー、ナチュラルアーティキュレーション、リズミックパターンにまたがります。
01 — Atmospheric
20- Abyss Swells
- Atmosphere Atonal
- Babadook
- Bass Piano Panorama
- Count
- Dissonant Bassmaphere
- Diviners Mint
- Drama
- Dystopian Horizon
- Fall
- Lamenting
- Mist
- Oram
- Quake
- Space Ambient Drone Stab
- Spectres
- Voodoo Organ
- WarmItUp
- Wave Cluster
- Woly Mos
02 — Effects
11- Box of Bees
- Cluster Ruck
- Factory Machines
- Intoxicated Clown
- Jubilee
- Lunar Gravity
- OuterSpace
- Reconductor
- Slam & Run
- Slaughter Swells
- Witches Forest
03 — Epic Companion
10- Black Hole
- Boston
- Daimon
- Gladiators Arena
- Military Scene
- Miner
- Moby Glitch
- Rescue Team
- Still Wasser
- Tenno
04 — Hit
22- Blended Hell
- Brass Low
- Cluster Punch Strings
- Dark Hits
- Double String
- GrHitty
- Industrial Savage
- Load
- Loki
- Mammoth
- Mars
- Menacing
- Murder
- Power Stomp
- Prime Power
- Punctuate
- Shadow Texture
- Sledgehammer
- Statues
- Sub Brass Strings
- The Mobster
- Tower Knight
05 — Motion
17- Alarm
- Arsenal
- Granular Tuba
- Gritty Box
- Impact Crater
- Imprint
- In The Dark
- Noise Floor
- Noise Teeth
- Nozya
- Openings
- Screech
- Tensioner
- Two Handed
- Vigilation
- War Cry
- Weird Growl
06 — Natural
16- Arrivals
- Century
- Crescendo
- Decrescendo
- InBetween
- Orchestral FX
- Percussional
- Scuttling
- Staccato
- Stomp Hit
- Sustain Velocity
- Sustain Wheel
- Tremolo Velocity
- Tremolo Wheel
- Wheel Cluster 1
- Wheel Cluster 2
07 — Rhythmic
24- Accents
- Aggression
- Animated
- Bounds
- Dancing Waves
- Edge of Reason
- Enemy
- Lines
- Lithos
- Low Pulse Rhythm
- Motionist
- Ostinatum
- Oxford Whydah
- Paradigm
- Percs and Ping
- Primitive Skills
- Pulsate
- Repeating Pulse
- Slow Burn
- Smith
- Surfaceless
- Temple Run
- Vega
- Waiting
クレジット・謝辞
サウンドデザイン — Richard Gale · Carlo de Gregorio
GUI・グラフィックス — Anthony Hak · Nathaniel Reeves
ドキュメント — Nathaniel Reeves · Kai Tomita
開発チーム