モジュレーター

モジュレーションジェネレーター(モジュレーター)はソースとして、Falcon上のパラメーター、ほぼ全てに割り当てることが可能です。時間経過や演奏と連動した変化をオシレーター、エフェクトパラメーターはもちろんのこと、他のモジュレーションソースにかけることも不可能ではありません。もちろん、その数に制限はなく、パッチング感覚で直感的に設定することができます。さらに、ライブ演奏するためによく使用するパラメーターにマクロコントロールに割り当てて操作することも可能です。

モジュレーター

パラメーターの値を変化させる信号。オーディオやMIDIは通さない。

AHD

AHD modulator

AHD

シンプルなアタック・ホールド・ディケイ (Attack, Hold, Decay)エンベロープです。

DAHDSRの6段エンベロープの簡易版で、いくつかのクラシックシンセサイザーに搭載されているタイプのEGです。 時間的変化をシンプルに設定する際に便利です。

アタック(A) 、 ホールド(H) 、 ディケイ(D) スライダーで、エンベロープの設定をおこないます。右横のエンベロープエディターは、この

3つのパラメーターと連動し、設定されたエンベロープを表示します。この3つのポイントは画面上のドラッグ操作でも設定可能で、アタック前とホールド/ディケイ間のラインは、上下のマウスドラッグで、曲線にすることができます。エンベロープエディターの操作については、DAHDSR > エンベロープエディター の項目に記載しています。

VEL. AMOUNT(ベロシティアマウント) (0–100 %) と VEL. SENS(ベロシティセンシティビティ) (±100 %) は、ベロシティの適応量とベロシティ感度を調節します。詳細は、DAHDSR > VEL. AMOUNT と SENSITIVITY の項目に記載しています。

ANALOG ADSR

Analog ADSR modulator

アナログ ADSR

一般的なアタック・ディケイ・サステイン・リリース(Attack, Decay, Sustain, Release)4段式エンベロープジェネレーターです。

ビンテージハードウェアシンセサイザーの減衰特性をエミュレートし、便利な再マッピング機能で、ノートベロシティでアタックを、ノートピッチでディケイのモジュレートを即座におこなえます。

ATTACK(アタック) (0.0001–10 s) 、 DECAY(ディケイ) (0.0001–10 s) 、 SUSTAIN(サスティン) (0–100 %) と RELEASE(リリース) (0.0001–10 s) パラメーターは、エンベロープシェイプを設定します。

DYNAMIC(ダイナミック) (0–40 dB) パラメーターは、トリガーベロシティによる出力ダイナミックレンジの適用量を設定します。

PUNCH(パンチ) (0–100 %) は、アタックを通常の上限を超えて駆動します。アタックはより高い目標値に向かい、そのオーバーシュートに到達してはじめてディケイへ移行しますが、出力自体は最大レベルでクリップされたままです。この結果、アタックの終わりからディケイの始まりにかけて、エンベロープの頂点に平坦な部分が生まれ、設定値を上げるほどその区間は長くなります。

このエンベロープジェネレーターには、 AD と ADSR の2つのモードが用意されています:

AD(アタック/ディケイ) モードは、アタックとディケイのみのシンプルなエンベロープ設定をおこないます。このモードの場合、サスティンとリリース設定は適用されません。

ADSR モードに設定した場合、4ポイントのエンベロープ操作が可能です。

TRIGGER MODE(トリガーモード) では、RETRIGGER(リトリガー)とLEGATO(レガート)の2モードを選択できます。詳しくは、LFO>TRIGGER MODE の項目に記載しています。

VELATTACK(ベロシティアタック) (±100 %) と VELDECAY(ベロシティディケイ) (±100 %) パラメーターは、アタックとディケイそれぞれに、 ベロシティによる適用量を設定することができます。

VELOCITY(ベロシティ) スイッチは、 VELATTACK と VELDECAY に送られるベロシティ値を反転します。弱いノートが強いノートと同じ働きをするようになります。 DYNAMIC(ダイナミック) には影響せず、こちらは常に実際の演奏ベロシティに従います。

KEYATTACK(キーアタック) (±200 %) と KEYDECAY(キーディケイ) (±200 %) パラメーターは、アタックとディケイパラメーターにキーフォロー(トラッキング)を適用することができます。

TRIGGER(トリガー) スイッチは、エンベロープのトリガーをその場でおこなう際に使用します。このスイッチは、オートメーションやモジュレーションソースを割り当てて操作することができます。

ATTACK DECAY

Attack Decay modulator

アタックディケイ

Attack Decay(アタックディケイ)は、アタックとディケイのみで構成された最もシンプルなエンベロープジェネレーターです。このエンベロープは、サスティンやリリース設定が不要なパーカッシブサウンドに適しています。

DECAY(ディケイ) (0.001–10 s) は、エンベロープの減衰時間を設定します。 ATTACK(アタック) (0–100 %) は、ディケイ設定の割合で、アタックタイムを設定します。内部ではディケイの1 %から99 %の範囲に制限されるため、アタックとディケイが一つになることはありません。

DAHDSR

DAHDSR modulator

DAHDSR

DAHDSRは、ディレイ、アタック、ホールド、ディケイ、サスティンとリリースの6点エンベロープジェネレーターです。

このクラシックシンセスタイルのエンベロープは、一般的なADSRの4点タイプの拡張バージョンになります。アタック前にエベロープの動作開始時間を設定するディレイと、アタックとディケイ間にアタックレベルに持続時間を設定するホールドパラメーターを操作することができます。

ディレイ(D) 、 アタック(A) 、 ホールド(H) 、 ディケイ(D) 、 サスティン(S) と リリース(R) スライダーは、エンベロープシェイプを設定します。

リリースのカーブ形状は、独立したパラメーターとして用意されています。 RELEASE CURVE(リリースカーブ) (−1 to 1) は、0の場合リリースが直線的に減衰し、負の値では凹(コンケーブ)型、正の値では凸(コンベックス)型のカーブを描きます。これは、エンベロープエディターでリリースのラインをドラッグした際に設定される値と同一です。なお、エンベロープの時間パラメーターとは異なり、モジュレーションの適用先として使用することはできません。

VEL. AMOUNT(ベロシティアマウント) (0–100 %) は、ベロシティによるエンベロープの適用量をコントロールします。0%に設定した場合、ベロシティによる影響を受けることはありません。

VEL. SENS(ベロシティセンシティビティ) (±100 %) は、ベロシティ感度(ベロシティカーブ)を調節します。設定値が正数(0から 100%)の場合、カーブは急激に上昇する曲線を描き、弱いベロシティでも反応しやすくなります。負数値の場合、カーブは対数曲線を描き、ダイナミックなエンベロープ動作により強いベロシティ入力を必要とします。

ENVELOPE EDITOR(エンベロープエディター) は、 エンベロープをグラフィック表示による直感的なエンベロープ操作をおこなう画面です。縦軸はレベル、横軸は時間をあらわします。画面上のポイントのドラッグ操作でポイント位置を設定します。またポイントのダブルクリックで、詳細なポイント設定や、スライダーやドラッグ設定ではできない設定が可能です。

いくつかのポイント間のラインは、上下のドラッグ操作で、カーブ曲線の設定がおこなえます。

ポイントのドラッグは、コンピューターのキーと組み合わせることで、異なった操作がおこなえます:

  • Shiftキー:ファインコントロール=微調整

  • Command(Mac)/ Ctrl(Windows):縦軸の操作に限定

  • Alt/Option:横軸の操作に限定

  • Shift+Command(Mac)/ Shift+Ctrl(Windows):絶対値/比例値(リレイティブ)モードの一時切り替え(以下参照)

ポイントを操作した際、通常の(絶対値)モードでは、リリースタイム以外、エンベロープ全体の時間(長さ)に変化を与えることはなく、操作したポイントとその前後のエンベロープシェイプ(カーブ)のみに影響を与えます。例えば、 ホールド(H)ポイントを操作しても、前後のアタック(A)とディケイ(D)、サスティン(S)の位置やエンベロープ全体の長さに影響をあたえることはありません。操作をリレイティブモードに切り替えた場合、操作ポイントより後ろのポイントはその位置関係(エンベロープの形)を維持したまま、ポイントを動かすことができます。この場合、エンベロープ全体の長さは、ポイント操作によって、変化します。

コンピューターのキー操作による一時的な操作切り替えではなく、恒久的な操作をおこなう場合は、画面の右クリックでメニューから RELATIVE SEGMENT MODE (リレイティブセグメントモード) を選択します。 また、 メニューから SNAP TO GRID(スナップトゥグリッド) 設定をオンにすることで、ポイントを画面上のグリッドに吸着させることができます。

ノートをおさえたままにした場合、エンベロープは通常、 サスティンレベルのポイントで持続(ループ)されます。エンベロープのループポイントは、ポイントの右クリックで、 SET AS LOOP START(セットアズループスタート) と SET AS LOOP END(セットアズループエンド) で、ループのスタートとエンドポイントを設定することができます。ループが設定されたポイントは、オレンジ色で表示されます。

画面のズーム表示は、マウスまたはトラックパッドのスクロール操作でおこなうことができます。また、画面上の右クリックでメニューから ZOOM TO FIT(ズームトゥフィット) で、画面の横幅を表示サイズに合わせることができます。

DATA ENVELOPE

Data Envelope

データエンベロープ

ブレイクポイントではなく、オーディオファイルからエンベロープの形状を得るモジュレーターです。ディスプレイにサンプルをドロップして抽出方法を選択すると、その録音のレベル、明るさ、あるいはピッチの輪郭をたどり、モジュレーションソースとして再生します。Speedによって再生を元の演奏のテンポから切り離すことができ、データ上の任意の位置にループ区間を設けることで、一度きりのジェスチャーを持続的な動きに変えることができます。

ディスプレイにオーディオファイルをドロップすると EXTRACT AUDIO ENVELOPE(オーディオエンベロープの抽出) ダイアログが開き、4つの抽出方法から選択します。 RMS は平均レベル、 PEAK はピークレベル、 BRIGHTNESS はスペクトラムのバランス、 PITCH は旋律の輪郭をたどります。はじめの3つはファイル中で最も大きい箇所を基準に正規化され、一方向にのみ変化します。ピッチの抽出はバイポーラで、それ自身の開始点を中心に上下へ振れます。

SPEED(スピード) (0.1–10) は、元のオーディオのテンポを基準として、データを読み出す速さを設定します。1より小さい値ではジェスチャーが引き伸ばされ、大きい値では圧縮されます。

RANGE(レンジ) (1–48 st) は、量ではなく幅を設定するパラメーターです。抽出された値はモジュールから出力される前にこの値で除算されるため、モジュレーションが最大に達するまでにデータ側でどれだけの変化幅を必要とするかを決めることになります。Rangeが狭ければ小さな動きでも出力が最大まで届き、広ければ出力は比例して小さいままになります。ピッチの抽出では実測された幅がこのコントロールに書き込まれ、レベルと明るさの抽出ではデータ側で正規化がおこなわれるため、最小値のままになります。

DEPTH(デプス) (0–100 %) は、エンベロープが送り出すモジュレーションの量を調節し、 SMOOTH(スムーズ) (0–1 s) はデータの急激な変化を丸めます。後者はピッチと明るさの輪郭に対して特に有効です。

ディスプレイには抽出されたカーブが描画され、直近にトリガーされたボイスを追うプレイヘッドと、ループ区間を示す2つのハンドルが表示されます。ハンドルはディスプレイ上で直接ドラッグして操作します。数値入力欄はなく、また、2つをデータ全体の100分の1より近づけることはできません。

LOOP(ループ) は、そのループ区間の使い方を設定します。 Off はループ区間を無視してデータを一度だけ再生し、その後エンベロープは停止します。 Continuous はノートが続く間ループ区間を繰り返します。 Sustain はノートオフでループを抜け、データの残りを再生しきります。継ぎ目には短いクロスフェードがかかるため、連続していないデータをまたぐループでもクリックノイズは発生しません。

DRUNK

Drunk modulator

ドランク

サステイン中のピッチや振幅の自然な揺らぎを再現する「ランダムウォーク」信号を生成します。 長い音に有機的な不安定さやアナログ感を与えるのに適しています。

INITIAL VALUE(イニシャルバリュー) (−1 to 1) は、信号のスタート(イニシャル)値を設定します。

BANDWIDTH(バンドウィドス) (0.1–1000 Hz) は、変化速度を設定します。

BIAS(バイアス) (−1 to 1) は、信号変化のアップ/ダウンと強さを設定します。

SMOOTH(スムーズ) (0.1–1000 Hz) は、変化時の滑らかさを設定します。

BIPOLAR(バイポーラ) スイッチは、モジュールの挙動が単一方向または双方向に変化するかどうかを設定します。

TRIGGER MODE(トリガーモード) は、ノートトリガーを受けた際の挙動を設定します。RETRIGGER(リトリガー)、LEGATO(レガート)、NO RETRIGGER(ノーリトリガー)の3モードを選択できます。詳しくは、LFO > TRIGGER MODEの項目に記載しています。

FLOW NOISE

Flow Noise modulator

フローノイズ

有機的で滑らかな変化を生み出す「ランダムグライド」モジュレーターです。

Rate、Depth、Trigger設定により形作られたランダム値の連続的なストリームを生成し、繊細なトーンの揺らぎから流動的でダイナミックなテクスチャーまで対応します。

RATE(レート) (0.1–100 Hz) で、モジュレーションの速度を設定します。 DEPTH(デプス) (0–100 %) は、LFOの適用量=深さを設定します。

RANDOMSTART(ランダムスタート) スイッチのオンで、ノートトリガーごとにLFOのランダムスタートを有効にします。 このことによって、 トリガーごとに異なるLFOポジションでスタートします。

BIPOLAR (バイポーラ) は、LFO波形の振幅モードを設定します。通常、LFOサイクルは正負(-1から+1)の双方向に振れます。スイッチをオフにすることで、正方向(0から+1)の間のみに振れます。

TRIGGER MODE(トリガーモード) は、ノートトリガーされた際の挙動を設定します:

  • RETRIGGER(リトリガー) :トリガーを受けるごとに、LFOはスタートポイント(PHASE設定)から開始します。

  • LEGATO(レガート) :レガート演奏をした場合、LFOは再トリガーされず、そのままの周期で動作します。

  • NO RETRIGGER(ノートリガー) :LFOはトリガー信号を受けず、 FALCONの再生と停止と連動して動作します。

LFO

LFO modulator

LFO

LFO(low frequency oscillator/ローフリクェンシーオシレーター)は、可聴範囲以下の低周波を発振するオシレーターで、パラメーターに周期的な変化を与える際に使用します。

LFO波形 は、LFOの変化曲線を決定します。メニューから伝統的なLFO波形:Sine(サイン)、Square(矩形)、 Triangle(三角)、Ramp Up(上昇/ノコギリ)、Ramp Down(下降)および以下の特別な波形を選択することができます:

  • ANALOG SQUARE(アナログシンセの矩形波)

  • RANDOM SAMPLE & HOLD(ランダムサンプル&ホールド)

  • CHAOS LORENZ(カオスローレンツ)

  • CHAOS ROSSLER(カオスロッスラー)

  • USER(ユーザー設定)

FREQ(フリクェンシー) (0–20 Hz) パラメーターは、LFO周波数 (スピード)を設定します。画面右上の メトロノームアイコン(TEMPO SYNC) をオンにした場合、ここの設定値は音符単位(32小節から64分3連符まで)になり、 Falconのテンポと同期します。オフにした場合は、ヘルツ (Hz = 1秒毎の周期)設定となります。

PHASE(フェイズ) (0–1) は、トリガーした際のLFO波形の開始ポイントを変更します。設定値と連動して波形表示が変化します。(ランダムとカオス波形が設定されている場合、画面に変化はありません。これは画面表示はイメージで実際の動作とは異なるためです。)

ユーザー波形は、フリーフォームで描いた波形をLFOとして使用します。画面の右クリックで、波形エディターがポップアップ表示され、ドラッグやクリック操作で、 LFO波形を描くことができます。この画面の右クリックで、 RESET ALL VALUES(リセットオールバリューズ) をメニューから選択して、設定値をリセット(=無音)に設定することができます。画面を閉じて編集を終了には、画面以外の箇所をクリックします。

DELAY(ディレイ) (0–10 s) は、トリガーされてLFOが操作するまでの時間を設定します。

DEPTH(デプス) (0–100 %) は、LFOの適用量=深さを設定します。

RISE(ライズ) (0–10 s) は、DEPTHの設定値に達するまでの時間を設定します。

SMOOTH(スムーズ) (0–1 s) は、LFOによる変化の滑らかさを設定します。これらのパラメーターによって、LFOモジュレーションのキャラクターとニュアンスを調節することができます。例えば、ノートが持続している間だけ、ビブラートを加えるなどの効果を演出できます。

BIPOLAR (バイポーラ) は、LFO波形の振幅モードを設定します。通常、LFOサイクルは正負(-1から+1)の双方向に振れます。スイッチをオフにすることで、正方向 (0から+1)の間のみに振れます。

TRIGGER MODE(トリガーモード) は、ノートトリガーされた際の挙動を設定します:

  • RETRIGGER(リトリガー) :トリガーを受けるごとに、 LFOはスタートポイント(PHASE設定)から開始します。

  • LEGATO(レガート) :レガート演奏をした場合、LFOは再トリガーされず、そのままの周期で動作します。

  • NO RETRIGGER(ノートリガー) :LFOはトリガー信号を受けず、FALCONの再生と停止と連動して動作します。

  • SONG(ソング) :ホストのポジション(小節と拍)と連動します。

MANUAL TRIGGER(マニュアルトリガー) (0–1) は、ノートを使わずにLFOをその場で再スタートさせます。値が中間点を超えた瞬間にトリガーがかかるため、オートメーションカーブや他のモジュレーターから再トリガーすることができます。再スタート時の動作はノートトリガーと同じで、サイクルは PHASE(フェイズ) の位置から再開し、 DELAY(ディレイ) と RISE(ライズ) の各段階も最初からやり直されます。

MACRO

Macro modulator

マクロ

Macro(マクロ)は、Falconの内部コントロールで、INFOタブに表示されるバーチャルコントローラーです。

MACROは1つのコントロールパラメーターを割り当てて、プログラムの”フロントパネル”のツマミやスイッチように扱う際に便利です。また、1つのマクロで複数のパラメーターを操作することも可能で、1つのツマミで、複数パラメーターによる複雑な変化をもたらす際や、ボタン1つで、複数挙動モードを同時に切り替える際に便利です。

[メモ] :プログラム内のモジュレーション可能なパラメーターはすべて、マクロを割り当てることが可能です。マクロはプログラムの階層 (ノード)のみに追加できます。

DISPLAY NAME(ディスプレイネーム) の欄をダブルクリックすることで、マクロにオリジナルの名前をつけることができます。

マクロのデフォルト範囲は0から100%で、 BIPOLAR(バイポーラ) モードをオンにした場合、設定範囲は-100% から +100%になります。

VALUE(バリュー) (0–100 %) パラメーターは、マクロを操作した際の設定値で、 INFOタブでの表示と連動します。

STYLE(スタイル) は、マクロの動作モードを設定します。”CONTINUOUS (コンティニュアス)”は、ツマミタイプの連続可変コントローラーで、”ON/OFF(オン/オフ)”は、スイッチタイプのコントローラーとして動作します。”ON/OFF”に設定した場合、INFOタブではボタンとして表示されます。

MULTI ENVELOPE

Multi Envelope modulator

マルチエンベロープ

Multi Envelope(マルチエンベロープ)は、ユーザーが最大128個のポイントとカーブを自由に設定できるマルチポイントエンベロープジェネレーターです。このこと

で、DAHDSRよりも複雑な変化を加えたり、ループポイント間が、LFOのように周期的な変化を持ったエンベロープを作り出すことができます。

MIDIあるいはオーディオファイルのドラッグ&ドロップでエンベロープを描くことも可能です。

Multi Envelopeはテンポシンクすることが可能で、シーケンスと同期した変化を設定する際に便利です。

MULTI ENVELOPEは、多数のポイント(最大128)を追加できるため、 他のエンベロープモジュールとは異なり、エンベロープ設定に関するノブやスライダーを装備していません。すべての設定は、エンベロープエディター上でおこないます。エンベロープエディターの基本操作については、DAHDSR > ENVELOPE EDITOR の項目に記載しています。

MULTI ENVELOPE上のエンベロープエディターには次の機能が装備されています:

  • Shift + クリックまたはダブルクリック:ポイントの追加

  • 既存ポイントのShift + 右クリック:ポイントの削除

  • 既存ポイントの右クリック:メニューによるポイントの削除、ループポイント設定

  • Alt/Option + ドラック:2つのポイントとその間の直線を追加

  • 目のアイコン:エディター画面の拡大ポップアップ表示

MULTI ENVELOPEでは、2つのループオプションが用意されています。デフォルト設定では、エンベロープは、ループ設定されています。

右クリックメニューの REMOVE LOOP(リムーブループ) で、ループ設定を削除します。 ADD LOOP(アドループ) オプションで、ループを再追加できます。 デフォルトではリリースポイントがないため、ノートオフ後もループが続きます( RELEASE LOOPED(リリースループ) にチェックが入った状態)。 RELEASE LOOPED のチェックを外すと、ループエンドの直後にリリースポイントが設定され、ノートオフでループを抜けるようになります。この場合、ループエンドの後ろにポイントが必要です。再度チェックを入れると、リリースポイントが削除されます。

同じメニューの COMPLEXIFY(コンプレキシファイ) は、エンベロープを細分化します。すべてのセグメントを中央付近のランダムな位置で分割し、追加されたポイントのレベルをずらす(長いセグメントほど大きく)ことで、描いたシェイプのバリエーションを素早く作ることができます。

メトロノームアイコン(テンポシンク) をオンにした場

合、エンベロープエディターのオプションの GRID(グリッド) 設定が有効になります。時間軸にポイントを吸着させる際の単位設定に使用できます。

SPEED(スピード) は、エンベロープの動作速度を設定します。設定値が1.0の場合、グリッド表示通り速度で動作します。値を大きくするほど、速度は倍算され、速くなります。例えば、エンベロープ全体の長さを200msに設定した場合、Speed = 1.0は、そのままの200ミリ秒、 Speed = 0.10 の場合は、2000ミリ秒、Speed = 10 の場合は 20 ミリ秒で動作します。

SMOOTH(スムーズ) (0–1 s) は、エンベロープ出力を滑らかにし、セグメント間の急激な変化を丸めます。

TRIGGER MODE(トリガーモード) は、ノートトリガーを受けた際の挙動を設定します。RETRIGGER(リトリガー)、LEGATO(レガート)、NO RETRIGGER(ノーリトリガー)の3モードを選択できます。詳しくは、 LFO > TRIGGER MODE の項目に記載しています。

VEL. AMOUNT(ベロシティアマウント) (0–100 %) と VEL. SENS (ベロシティセンシティビティ) (±100 %) は、ベロシティの適応量とベロシティ感度を調節します。

詳細は、DAHDSR > VEL AMOUNT と SENSITIVITY の項目に記載しています。

BIPOLAR(バイポーラ) は、エンベロープの出力範囲を設定します。デフォルト設定では0から+1、オンにした場合は-1から+1になり、設定済みのポイントのレベルは新しい範囲に再スケーリングされます。

アドバンスドエディター

マルチエンベロープのアドバンスドエディター

モジュールヘッダーの 目 のアイコンボタン、またはカーブ上の拡大アイコンをクリックすると、専用のツールバーを備えた大画面のエディターでエンベロープを編集できます。最後に使用したツール、ブラシ、編集モードは、Falconを起動している間エンベロープごとに記憶されます。何も選択していない状態でEscキーを押すと閉じます。

ツールバーの内容(左から順に):

  • TOOL(ツール) : Edit はポイントの選択と移動をおこないます。 Freehand は時間の進む方向へのドラッグで線を描き、マウスを離すとポイントに変換され、その範囲にあったポイントを置き換えます。

  • BRUSH(ブラシ) :キャンバスの空いた部分をクリックまたはドラッグして描く6種類の形状です。SNAPのオン/オフにかかわらず、常にグリッドに沿って描かれます。 Point はクリックごとに1ポイントを置き、 Step はグリッドの1マスを一定のレベルで埋め、 Rising ramp ・ Falling ramp ・ Rising curve ・ Falling curve は範囲の最小値からブラシのレベルへ、またはその逆に描きます。1回のドラッグ全体が1回の編集となり、まとめて取り消せます。

  • LOOP(ループ) : Loop は、ノートを押している間、LとRのフラグの間でエンベロープを繰り返します。 Release はノートオフでRelフラグへジャンプさせます。オフの場合、リリース中もループが続きます。Releaseはループがある場合のみ使用できます。

  • EDIT(エディット) : Relative をオンにすると、ポイントを移動したときに、それより後のポイントもすべて一緒に移動します。ドラッグ中にShift+Cmdを押すと、そのドラッグに限りモードが切り替わります。 Complexify は、各セグメントをカーブ付近のランダムな位置で分割します。

  • カウンターはエンベロープのポイント数を表示します(最大128)。

  • TIME GRID(タイムグリッド) :メトロノームのボタンでエンベロープをホストテンポに同期させ、時間を拍で表示します。メニューでグリッドを1/1から1/64三連符まで設定するか、ズームに合わせて変化する Auto を選びます。同期していない場合はAutoのみ選択できます。

  • LEVEL GRID(レベルグリッド) :メニューで、レベル範囲を分割する水平線の数を2から32の間で設定します(初期値は8)。マグネットのボタンをオンにすると、ドラッグまたは追加したポイントがタイムとレベルのグリッドにスナップします。

  • VIEW(ビュー) : Zoom to fit でエンベロープ全体を再表示します。

カーブ上部のルーラーにある L ・ R ・ Rel のフラグをポイントまでドラッグすると、ループとリリースを設定できます。

キャンバスでの操作:

  • ポイントをドラッグして移動します。Shiftで微調整、Cmd(WindowsではCtrl)で縦方向のみ、Altで横方向のみ移動します。ポイントをダブルクリックするとレベルを数値で入力でき、右クリックすると削除します。ループの開始点と終了点のレベルは連動します。

  • カーブを上下にドラッグして曲率を変更します。Alt+クリックで直線に戻し、ダブルクリックでカーブ上にポイントを追加します。

  • 背景では、ドラッグで範囲選択、Cmd+ドラッグで選択に追加、ダブルクリックまたはShift+クリックでポイントを追加、Alt+ドラッグでフリーハンド描画をおこないます。

  • マウスホイールでポインターの位置を中心にズームし、Shift+ホイールでスクロールします。ズーム中は、下部のオーバービューで表示位置を移動できます。

  • Deleteキーで選択したポイントを削除し、矢印キーで移動します(Shiftで細かく)。Cmd+Aですべて選択、Cmd+C・Cmd+X・Cmd+Vでコピー、カット、ペースト(背景を最後にクリックした位置へ)、Cmd+Dで複製します。

  • シェイプまたはMIDIファイルをドロップするとエンベロープが置き換わり、オーディオファイルをドロップすると、以下の抽出方法を選択できます。

オーディオファイルのドラッグ&ドロップでエンベロープポイントを作成

オーディオファイルのドラッグ&ドロップによる抽出

オーディオファイルをドラッグ&ドロップした際、エンベロープポイントの参照方法を設定する画面が表示されます:

  • RMS:平均レベルを基準にします。

  • PEAK:ピークレベルを基準にします。

  • BRIGHTNESS:音色の明るさ(スペクトル重心)の時間的変化を抽出します。

  • TRANSIENTS:トランジェントを基準にします。

  • PITCH:検出されたピッチ情報を基準にします。

MULTI LFO

Multi LFO modulator


マルチ LFO

サイン、三角、矩形、ノコギリとランダム波形を自由に組み合わせて独自のLFO シェイプを形成する特別なLFO(low frequency oscillator/ローフリクェンシーオシレーター)です。

マルチLFOの周期はテンポ同期に対応します。

FREQUENCY(フリクェンシー) は、LFO周波数(スピード)を設定します。画面右上の メトロノームアイコン(TEMPO SYNC) をオンにした場合、ここの設定値は音符単位(32小節から64分3連符まで)になり、Falconのテンポと同期します。オフにした場合は、ヘルツ(Hz = 1秒毎の周期)となります。

PHASE(フェイズ) (0–1) は、トリガーした際のLFO波形の開始ポイントを変更します。 設定値と連動して波形表示が変化します。

RISE TIME(ライズタイム) (0–10 s) は、LFOの振幅が設定値に達するまでの時間を設定します。徐々にLFOが適用する効果を生み出す際に使用します。

LFO波形(サイン、三角、矩形+パルス幅、ノコギリ、S&H/ランダム) は、それぞれのLFO波形を±100%の範囲で設定をします。これらのLFO波形設定の組み合わせによって掛け合わされた実際のLFO波形が画面に表示されます。矩形波には専用の パルス幅設定 が用意され、5~95%の間で設定できます。

BIPOLAR (バイポーラ) は、LFO波形の振幅モードを設定します。通常、LFOサイクルは正負(-1から+1)の双方向に振れます。スイッチをオフにすることで、正方向(0から+1)の間のみに振れます。

DEPTH(デプス) (0–100 %) は、LFOの適用量=深さを設定します。

INVERT(インバート) は、合成されたLFO波形の極性を反転し、山と谷を入れ替えます。ユニポーラへの変換より前に作用するため、 BIPOLAR(バイポーラ) をオフにした場合でも波形は反転され、出力は0から+1の範囲に収まります。

NORMALIZED(ノーマライズ) は、合成されたLFO波形のピークがLFOの出力レンジ内に収まるよう再スケーリングします。SINE/TRIANGLE/SQUARE/SAW/S&Hをいくつ合成しても、出力が範囲を超えることはありません。

SMOOTH(スムーズ) は、LFO波形の変化の滑らかさを設定します。

TRIGGER MODE(トリガーモード) は、ノートトリガーされた際の挙動を設定します:

  • RETRIGGER(リトリガー) :トリガーを受けるごとに、LFOはスタートポイント (PHASE設定)から開始します。

  • LEGATO(レガート) :レガート演奏をした場合、LFOは再トリガーされず、そのままの周期で動作します。

  • NO RETRIGGER(ノートリガー) :LFOはトリガー信号を受けず、FALCONの再生と停止と連動して動作します。

  • SONG(ソング) :ホストのポジション(小節と拍)と連動します。

MANUAL TRIGGER(マニュアルトリガー) (0–1) は、ノートを使わずにLFOサイクルをその場で再スタートさせます。値が中間点を超えた瞬間にトリガーがかかります。サイクルは PHASE(フェイズ) の位置から再開し、 RISE TIME(ライズタイム) のランプはゼロからやり直され、スムージングはクリアされ、S&H成分は新しいランダム値を引き直します。

PARAMETRIC LFO

Parametric LFO modulator

パラメトリック LFO

パラメトリック制御を用いたLFO(low frequency oscillator/ローフリクェンシーオシレーター)です。

Shape、Symmetry、Pulse Width、 Swingなどのパラメーターにより波形をリアルタイムに変化させ、独自の周期のモジュレーションを生成します。

FREQ(フリクェンシー) パラメーターは、LFO周波数(スピード)を設定します。 画面右上の メトロノームアイコン(TEMPO SYNC) をオンにした場合、ここの設定値は音符単位(32小節から64分3連符まで)になり、Falconのテンポと同期します。オフにした場合は、ヘルツ(Hz = 1秒毎の周期)となり、最高50Hzの高速設定まで可能です。

PHASE(フェイズ) (−1 to 1) は、トリガーした際のLFO波形の開始ポイントを変更します。 設定値と連動して波形表示が変化します。

DEPTH (0–100 %) は、LFOの適用量=深さを設定します。

SHAPE(シェイプ) (±100 %) は、フラットな直線 (−100 %) から三角波 (0 %) 、正弦波を経て矩形波 (+100 %) まで、無段階でモーフィングします。 PULSE WIDTH(パルスワイズ) (0–100 %) 、 SYMMETRY(シンメトリー) (±100 %) 、 SWING(スウィング) (0–200 %) で、LFO波形をさらに変形させることが可能です。これら 4つのパラメーターの組合わせで、正逆のノコギリ波形、あるいはより特別なものまで自由に整形することが可能です。

BIPOLAR (バイポーラ) は、LFO波形の振幅モードを設定します。通常、LFO サイクルは正負(-1から+1)の双方向に振れます。スイッチをオフにすることで、 正方向(0から+1)の間のみに振れます。

TRIGGER MODE(トリガーモード) は、ノートトリガーされた際の挙動を設定します:

  • RETRIGGER(リトリガー) :トリガーを受けるごとに、LFOはスタートポイント (PHASE設定)から開始します。

  • LEGATO(レガート) :レガート演奏をした場合、LFOは再トリガーされず、そのままの周期で動作します。

  • NO RETRIGGER(ノートリガー) :LFOはトリガー信号を受けず、FALCONの再生と停止と連動して動作します。

  • SONG(ソング) :ホストのポジション(小節と拍)と連動します。

SCRIPT EVENT MODULATION

Script Event Modulation

スクリプトイベントモジュレーション

鍵盤や波形ではなく、スクリプトプロセッサーによって駆動されるモジュレーションソースです。スクリプトが sendScriptModulation で送信したターゲット値に向かって、モジュレーターがランプ動作します。

EVENT ID(イベントID) (0–127) は、モジュレーターが受信するイベント識別番号で、スクリプト側が送信する番号と一致させる必要があります。

BIPOLAR(バイポーラ) は、出力範囲を設定します。通常は正負(-1から+1)の双方向で、スイッチをオフにすることで、正方向(0から+1)の間のみになります。

SMOOTH RANDOM

Smooth Random modulator

スムーズランダム

滑らかに変化するランダムLFOを生成するモジュレーターです。自然なゆらぎや緩やかなモジュレーションに適しています。

RATE(レート) (0–1000 Hz) で、モジュレーションの速度を設定します。0 Hzでは信号がその時点の値のまま止まります。

DEPTH(デプス) (0–100 %) は、LFOの適用量=深さを設定します。

RANDOMSTART(ランダムスタート) スイッチのオンで、ノートトリガーごとにLFOのランダムスタートを有効にします。 このことによって、 トリガーごとに異なるLFOポジションでスタートします。

BIPOLAR (バイポーラ) は、LFO波形の振幅モードを設定します。通常、LFOサイクルは正負(-1から+1)の双方向に振れます。スイッチをオフにすることで、正方向(0から+1)の間のみに振れます。

TRIGGER MODE は、ノートトリガーされた際の挙動を設定します:

  • RETRIGGER(リトリガー) :トリガーを受けるごとに、ランダムな変化を最初から再スタートします。 RANDOMSTART がオフの場合、毎回同じ変化になります。

  • LEGATO(レガート) :レガート演奏をした場合、モジュレーターは再トリガーされず、そのまま動作を続けます。

  • NO RETRIGGER(ノートリガー) :モジュレーターはトリガー信号を受けず、 FALCONの再生と停止と連動して動作します。

STEP ENVELOPE

Step Envelope modulator

ステップエンベロープ

プログラム可能なパターンシーケンサータイプのモジュレーターです。テンポ同期による音楽的なステップ分割(音価)、 または任意の時間値(Hz)を指定して動作させることができます。

画面上のステップをクリックまたはドラッグで、ステップ値を設定します。右クリックのメニューから RESET ALL VALUES(リセットオールバリューズ) を選ぶことで、すべてのステップ設定をリセットすることができます。また、モジュール右上の目のアイコンボタンで拡大画面を表示して、編集することができます。画面を閉じるには、エディター画面以外の箇所をクリックします。

STEPS(ステップ) パラメーターで、ステップ数を1から最大128まで設定できます。

FREQ(フリクェンシー) (0–20 Hz) コントロールで、次のステップへ進む速さを設定します。

テンポシンク=メトロノームアイコン をオンにした場合、設定単位は音価(=音楽的間隔)で、最長32小節から最小64分3連符に設定できます。 オフにした場合Hz単位で時間を設定します。

ステップ範囲はデフォルト設定で0から+1、 BIPOLAR(バイポーラ) モードをオンにした場合、設定範囲は-1 から +1になり、LFOのような効果を加える際に便利です。

DEPTH(デプス) (0–100 %) は、シーケンス全体をスケーリングします。すべてのステップのレベルにこの値が掛けられるため、パターンの形状を保ったまま、モジュレーションの全体量を減らすことができます。0 %の場合、ステップエンベロープは何も出力しません。

INTERPOLATION MODE(インターポレーションモード) は、ステップ間の変化を設定します。HOLD(ホールド)モードにした場合、ステップ値通りに、段階的な変化をします。SPLINE(スプライン)モードにした場合、スムーズ連続可変曲線に従った変化をします。

TRIGGER MODE(トリガーモード) は、ノートトリガーを受けた際の挙動を設定します。RETRIGGER(リトリガー)、LEGATO(レガート)、NO RETRIGGER(ノーリトリガー)の3モードを選択できます。詳しくは、 LFO > TRIGGER MODE の項目に記載しています。

MANUAL TRIGGER(マニュアルトリガー) (0–1) は、ノートを使わずにシーケンスを最初のステップから再スタートさせます。値が中間点を超えた瞬間にトリガーがかかるため、オートメーションカーブや他のモジュレーターからパターンを再スタートさせることができます。NO RETRIGGER(ノーリトリガー)モードでは、シーケンスは通常ホストのタイムラインに従いますが、最初のマニュアルトリガーによってタイムラインから切り離され、それ以降は再スタートした位置を基準に進行します。

SMOOTH(スムーズ) (0–1 s) は、ステップ間の滑らかさを設定します。

VOICE MODULATOR

Voice Modulator

ボイスモジュレーター

各ボイスごとに独立したモジュレーション信号を生成するポリフォニックステップシーケンサータイプのモジュレーターです。

最大16ステップのシーケンスを用いて、 アニメーションパッド、進化するスウィープ、リズミカルモーションを作り出します。

画面上のステップをクリックまたはドラッグで、ステップ値を設定します。右クリックのメニューから RESET ALL VALUES(リセットオールバリューズ) を選ぶことで、すべてのステップ設定をリセットすることができます。

NUMSTEPS(ステップ数) (1–16) は、ステップ数を最大16まで設定します。

LEGATO(レガート) は、ステップの進み方を設定します:

  • OFF :新しいノート入力ごとにシーケンスが1ステップ進みます。複数のノートを同時に入力した場合は、入力したノート数だけ進みます。トリガー位置は、最後にトリガーされたステップから継続します。

  • ON :他のノートを押さえていない状態でノートを弾いた場合、シーケンスは最初のステップから開始します。すでに押さえているコードに重ねたノートは、OFFと同じようにシーケンスを進めます。

外部モジュレーションソース

ADD MODULATION(モジュレーションの追加) メニューは、使用頻度の高いソースのリスト(セクション名の表示なし)で始まり、続いて External 、 Internal のセクションが表示されます。

利用可能な外部ソースは次の通りです:

Quick

  • MIDI Learn — MIDIコントローラー操作による信号を割り当てるための MIDI アサインパネルを開きます。
  • Modulation Wheel — MIDIコントローラーのモジュレーションホイール(CC#1)情報を使用します。
  • Velocity — MIDIノートオンベロシティを使用します。
  • Mono Velocity — 最後に受信したMIDIノートオンベロシティを使用します。
  • Release Velocity — MIDIノートオフベロシティを使用します。
  • Key — MIDIノートを単極のモジュレーション値として使用します(左手 = 低、右手 = 高)。
  • Key Follow — MIDIノートを双極のモジュレーション値として使用します(0 = C3、左方向 = マイナス、右方向 = プラス、左及び右にいくほど値の変化が大きいカーブ特性を使用)。
  • Linear Key Follow — MIDIノートを双極のモジュレーション値として使用します(0 = C3、左方向 = マイナス、均等間隔の変化)。
  • Poly Aftertouch — ポリフォニックアフタータッチ情報を使用します。
  • Channel Aftertouch — チャンネルアフタータッチ(一般的なモノアフタータッチ)を使用します。

External Sources(外部ソース)

External セクションでは、外部ソースがサブメニューに分類されます:

  • Macros — プログラムに追加済みのマクロです(マクロがある場合のみ表示されます)。
  • MIDI CC — メニューからMIDIコントロールチェンジ情報を選択する手動設定です。
  • Voice — Velocity、Mono Velocity、Release Velocity、Key、Key Follow、Linear Key Follow。
  • Other — その他の打鍵/コントローラー系ソース:
    • Alternate — 打鍵ごとに最大と最小値を繰り返します。
    • Organ Pan — オルガン順のパンを使用します。
    • Unipolar Random — 打鍵ごとに単極のランダム値を発生します。
    • Random — 打鍵ごとに双極のランダム値を発生します。
    • Unison — ユニゾン情報を使用します。
    • Unipolar Unison — 単極(ユニポーラ)のユニゾン情報を使用します。
    • Pitch Bend — MIDIコントローラーのピッチベンド情報を使用します。
    • Poly Aftertouch — ポリフォニックアフタータッチ情報を使用します。
    • Channel Aftertouch — チャンネルアフタータッチ(一般的なモノアフタータッチ)を使用します。

Internal Sources(内部ソース)

Internal(インターナル) は、パッチ内にすでに配置されているモジュレーター(本章で解説した各モジュレータータイプ)をソースとして使用するためのセクションで、ソースが存在するノードに応じてサブメニューに分類されます:割り当て先を含むエフェクトラック、 Master(マスター) 、 Part(パート) 、 Program(プログラム) 、 Layer(レイヤー) 、 Keygroup(キーグループ) 。割り当て先と同じ階層以上のノードのみが表示されます。プログラム内の割り当て先に対しては、MasterとPartも表示されません。これにより、プログラムがどこに読み込まれても動作が変わらないようになっています。