音を生成する基本ブロック。サンプリングとシンセシスの2種類。
シンプルなサンプル再生オシレーターで、リサイズ可能なサンプル表示とインプレース編集(トリミング、ノーマライズ、サイレンス、リバース、フェード、Falconの任意のエフェクトのサンプルへのレンダリング)を備えています。伝統的なサンプル再生に適しており、サンプルはディスクからストリーミングされるため、1つのプログラムで数万のサンプルを使ってもメモリー消費は大きくなりません。
詳細 ↓
マッピングファイルに記述されたサンプル一式を再生するオシレーターで、各ゾーンが固有のサンプル、キーとベロシティの範囲、ラウンドロビンのテイク、レイヤーを持ちます。UVI自身のインストゥルメントの基盤となっているオシレーターで、大規模なマルチサンプル音源に適しています。
詳細 ↓
サンプルをトランジェント、またはREXファイルのようにファイルに埋め込まれたマーカーの位置でスライスに分割するサンプリングオシレーターです。リズミックな素材やパーカッシブな素材に適しており、スライスは並べ替え、キーへのマッピング、ドラッグ&ドロップによるFalconパッチ・個別のWAVファイル・MIDIシーケンスへの書き出しがおこなえます。
詳細 ↓
再生速度とピッチを切り離すフェイズボコーダー方式のサンプリングオシレーターで、ピッチを鍵盤に追従させたまま、サンプルを遅くしたり、1つのスペクトルで静止させたり、ホストのテンポに同期させたりできます。トランジェント検出とステレオの位相ロックにより、大きなストレッチ比でもリズミックな素材やステレオ素材が崩れません。
詳細 ↓
CPU負荷の低いピッチシフト型サンプリングオシレーターで、長さを保ったままサンプルを最大±2オクターブまでリアルタイムで移調します。長さを変えずにピッチだけを変えたいループやフレーズに適しており、サンプルスタート、再生モード、テンポ解析を調整でき、Solo Modeスイッチでモノフォニックとポリフォニックのアルゴリズムを切り替えられます。
詳細 ↓
Classic、Cloud、Pitchのスケジューリングモード、パラメトリックなグレインエンベロープ、フォルマントコントロール付きのグレインごとのフィルターを備えたグラニュラーサンプリングオシレーターです。あらゆるサンプルから、緻密なテクスチャーやリズミックな動きを作り出すのに適しています。
詳細 ↓
サンプルをグレインに分割して再構成するIRCAMのグラニュラーオシレーターで、Size、Density、Jitter、Position、Speed、Direction、Pitch Variationなどのコントロールを備えています。自然なピッチシフトにもサウンドスケープにも適しています。
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IRCAM Granularのマルチボイス版で、同じコントロールに加え、ボイス数、その位置と広がりを設定するセクションを備えています。複雑なユニゾンサウンドに適しています。
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IRCAM Stretchのアルゴリズムをベースに、速度と方向をコントロールしながらサンプル内を自在にスクラブするサンプリングオシレーターです。より多くの処理能力と引き換えに、IRCAM Granularより高い品質が得られます。
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トランジェントとスペクトルエンベロープを保つIRCAMのフェイズボコーダーをベースにした、タイムストレッチとピッチシフトのサンプリングオシレーターです。CPU負荷は高くなりますが、標準のピッチシフト系オシレーターより明らかに高い品質が得られます。
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往年のアナログドラムマシンのバスドラムを回路モデリングで再現したもので、Tone、Decay、Pulseのコントロールを備えています。柔らかな低音から強烈なパンチまで、幅広いキックをカバーします。
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コントロールを減算方式シンセのように配置した加算合成オシレーターで、パーシャルのストレッチ、周波数シフト、分数次フィルター、偶数次・奇数次倍音のバランス、矩形波からノコギリ波への連続的なモーフィングを備えています。なじみのあるコントロールで倍音を細かく操作できます。
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サイン波、ノコギリ波、矩形波、三角波、ノイズ、パルス波の波形、パルス幅変調、シンク、位相・チューニング・広がりを調整できる最大8ボイスのユニゾンセクションを備えたバーチャルアナログオシレーターです。クラシックな減算方式シンセサウンドの基本となります。
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Analogオシレーターの8ボイス版で、UnisonセクションとSyncセクションの代わりに、各ボイスが固有のパン、ゲイン、ピッチを持ちます。1つのモジュールで複数のオシレーターを手早く重ね、デチューンするのに適しています。
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弓と弦のエミュレーションで、多数のアーティキュレーションモードを詳細にコントロールできます。多彩な擦弦楽器のトーンを生み出します。
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ピッチを持つオシレーターとノイズジェネレーターを組み合わせたパーカッションオシレーターで、それぞれに固有のADアンプエンベロープがあり、オシレーターにはピッチモジュレーション、マスターセクションにはEQとディストーションを備えています。ゼロから作るドラムやパーカッションのサウンドに適しています。
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11種類のオペレーター構成を持つ4オペレーターFMオシレーターで、レシオモードまたはHzモードで動作し、Snap Ratio(モジュレーション周波数を倍音に量子化)とStart Phaseのコントロールを備えています。クラシックなFMサウンドに適しています。
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3オペレーターのFMオシレーターで、1つのMorphコントロールがルーティングを、一方の直列接続から、2つのモジュレーターの並列接続を経て、もう一方の直列接続まで連続的に変化させます。Morphは他のパラメーターと同様にモジュレートできるため、FMのトポロジー自体が動くサウンドに適しています。
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ミックス可能な3つのエキサイター(トランジェント、テクスチャー、ノイズ)が、それぞれ固有の粗・微調整チューニングとカップリングを持つ6つのレゾネーターのバンクを駆動するレゾネーターオシレーターです。物理現象に着想を得た、共鳴感のあるトーンに適しています。
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カラードノイズ(ホワイト、ピンク、ブラウン、ブルー、バイオレット)から、Lorenz、Rossler、Crackle、Logistic、Dust、Velvetのようなカオス的・散発的なノイズまで、15種類のノイズシェイプを持つノイズオシレーターです。テクスチャーやパーカッションのためのノイズソースとなり、動的なシェイプではStatic DensityやLogistic Chaosなどの追加コントロールも使えます。
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それぞれ固有のゲインとパンを持つ9本のハーモニックバーと、Fast/SlowとHarmonicのコントロールを持つパーカッションセクションを備えたドローバーオルガンオシレーターです。Rotaryエフェクトと組み合わせると、クラシックなオルガンサウンドが得られます。
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Symmetry、Inflexion、Fuzzのコントロールで波形を整形するフェイズディストーションオシレーターです。さりげない温かみから攻撃的なデジタルトーン、複雑なテクスチャーまでカバーします。
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物理現象に着想を得た弦合成オシレーターで、短い励振がフィルター付きディレイラインに送られ、励振波形やフィルタースタイルなどの設定が減衰を形作ります。自然な減衰を持つシンセティックな撥弦サウンドに適しています。
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最大24個のノコギリ波オシレーターを重ねるオシレーターで、Detune、Stereo Spread、Blendのコントロールを備えています。壮大なパッド、リード、密度の高いテクスチャーに適しています。
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キートラッキングするバンドパス/ピークフィルター、ミックス、ピッチ、再生モード、ステレオコントロール、ランダム性、数百の内蔵サンプルを備えた、サンプルベースのデュアルオシレーターです。複雑に変化するテクスチャーに適しています。
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ヴィンテージのVOSIM方式に基づくボーカル合成オシレーターで、FormantとPhonemの2つのモードがあり、それぞれ固有のコントロールを持ちます。母音のようなサウンドやフォルマントサウンドに適しています。
詳細 ↓
波形のテーブルから一度に1つの波形を再生し、Wave Indexの変化に応じて波形間を移動するオシレーターです。時間とともに音色が変化するサウンドに適しています。
詳細 ↓
サイン波のコアが回路モデリングされたウェーブフォルダーを駆動し、続いてバクトロール式ローパスゲートを通る複合オシレーターで、内部モジュレーターがフォルダーの前段で周波数変調または振幅変調を加えます。撥弦的なパーカッシブトーン、変化するベル、金属的なドローンに適しています。
詳細 ↓サンプリングオシレーター
Falconには10種類のサンプリングオシレーターが用意されています。シンプルなサンプル再生やループスライスから、先進的なタイムストレッチ、グラニュラー処理によるサウンド合成まで、様々な用途に応じて、それぞれのオシレーターに特別な機能やパラメーターが装備されています。
これらのオシレーターはモジュールヘッダーに共通のコントロールを備えています。歯車ボタンはパラメーターパネルの表示・非表示を切り替え、非表示にすると波形ディスプレイのみが残ります。この設定は記憶され、すべてのサンプリングオシレーターに適用されます(初期状態ではSampleのみ非表示、それ以外は表示されています)。インフォボタンは読み込まれているサンプルの情報を重ねて表示します:ファイルパス、ビット深度、サンプリングレート、チャンネル数、長さ(秒/フレーム数/MB)、そしてスタート・ストップ位置とループマーカーまたはワンショット状態を示します。モジュールメニューには SAVE SAMPLE と SAVE SAMPLE AS… が追加され、それぞれ「with playback options」版ではオシレーター側のスタート、エンド、ループ設定をファイルに書き込みます。またエディター上のどこにオーディオファイルをドロップしても、そのサンプルが読み込まれます。
SAMPLE

シンプルかつ高性能なサンプル・オシレーターで、基本的なサウンドボード構築や伝統的なサンプル再生に最適です。 Sampleディスプレイはインタラクティブにリサイズ可能で、トリミング、ノーマライズ、サイレンス、リバース、フェードイン/アウトといった編集機能を備えています。さらに、Falconのエフェクトをインプレース(オフライン)で適用することも可能です。Falconの効率的なディスク・ストリーミング機能により、膨大なサンプル群を扱ってもRAM消費を最小限に抑えることができます。
SAMPLE START(サンプルスタート) (0–100 %) は、サンプルトリガーされた際の再生開始位置を設定します。この設定は波形エディターのスタートとエンドマーカーの間をパーセンテージで設定します。つまり、0%=スタートマーカー、100%=エンドマーカーから再生を開始します。波形エディター操作とマーカー設定については、 操作画面 > SAMPLE EDITOR の項目に記載しています。
INTERPOLATION MODE(インターポレーションモード) は、サンプルトランスポーズクォリティを決定します。この設定は、再生品位と引き換えにCPUパワーを必要とします。Lo-fi(ローファイ)に設定した場合、CPUリソース消費を軽減することができます。Best(ベスト)に設定した場合、より多くのCPU処理がサンプル再生にさかれます。(最適な結果を得るには、ほかのサンプリングオシレーターに切り替えて試すことをおすすめします。)
ALLOW STREAMING(ストリーミング許可) は、発音時のサンプルデータ呼び出しをサンプルが保存されているディスクドライブから直接おこなうかどうかを設定します。無効にした場合、プログラムのストリーミング設定に関わらず、このオシレーターのサンプルは常にメモリから発音されます。
REVERSE(リバース) は、サンプル再生モードをリバース(エンドポイントからスタートポイント)に切り替えます。
MULTISAMPLE

ひとつのオシレーターでサンプル一式を再生します。マッピングファイルがゾーン(それぞれが固有のキーレンジ、ベロシティレンジ、ラウンドロビンのテイク、レイヤーを持つサンプル)を記述し、オシレーターは入力されたノートに合致するゾーンへ振り分けます。UVI自身の音源もこのオシレーターの上に構築されています。ゾーンはここで編集するのではなくマッピングファイル側で作成するもので、エディターはそれを読み込み、表示し、再生します。
MAPPING(マッピング) の横のファイル名をクリックしてマッピングを選択するか、.dmap、.sfz、.xmlファイルをエディター上にドロップします。この行の右側の表示は、ゾーンの総数、表示中のレイヤー名、見つからなかったサンプルの数を示します。
その下のゾーンマップは、表示中のレイヤーのゾーンを、横軸にキー、縦軸にベロシティとしてプロットします。下部のキールーラーは演奏中のノートを表示します。ゾーンにポインターを合わせると、保持しているサンプル、キーレンジとベロシティレンジ、ラウンドロビンのインデックス、ベースノート、チューニングとゲイン、同じレンジを共有するテイクの数、最大サンプルスタートが表示されます。パージされたゾーン、サンプルが見つからないゾーン、読み込み中のゾーンはそれぞれ明示されます。
LAYER(レイヤー) は、マップに表示するレイヤーを、矢印、レイヤー名、または横のメニューから選択します。サンプルの一部がメモリーから解放されている場合は、 PURGED または PART PURGED のバッジが表示されます。
INTERPOLATION(インターポレーション) は、Sampleオシレーターと同様にトランスポーズの品質を Lo-fi 、 Standard 、 Best から設定します。
ROUND ROBIN(ラウンドロビン) は、複数のゾーンが同じキーとベロシティのレンジを共有している場合にどのテイクを再生するかを選択します。 First は常に最も番号の小さいテイク、 Cycle は順に切り替え、 Random はランダムに選択します。
DYNAMICS - ダイナミクス
MODE(モード) は、ベロシティレイヤーの再生方法を選択します。 Velocity は一般的なキーマップと同様に、ノートごとに単一のレイヤーを選びます。 Continuous と Velocity XFade はレイヤーをはしご状に扱い、現在位置を挟む2つのレイヤーをクロスフェードするため、音色が段階的ではなく連続的に変化します。
MORPH(モーフ) (±100 %) は、そのはしご上の位置を設定します。Continuousモードでは位置そのもの、Velocity XFadeモードではノート自身のベロシティが決めた位置に対するオフセットになります。ボイスごとにブロック単位で読み直されるコントロールのため、すでに保持しているノートの音色も動かし続けます。コントロールチェンジ、アフタータッチ、MPEプレッシャーなどに割り当ててください。
RANGE(レンジ) (0–100 %) は、Morphがはしごをどこまで下まで到達するかを制限し、最も弱いレイヤーを演奏対象から外します。 CURVE(カーブ) (0.25–4) はその移動の速さを調整します。どちらもModeがVelocity以外のときのみ使用できます。
VEL GAIN - ベロシティゲイン
RANGE(レンジ) (0–90 dB) は、最も弱いベロシティが最も強いベロシティよりどれだけ小さくなるかを設定し、 CURVE(カーブ) (0.25–4) はその減衰のカーブを調整します(1でデシベル上の直線になります)。 KEY TRK(キートラック) (±6 dB) は、中央Cより1オクターブ上がるごとにレンジへ加算されるため、鍵盤の高音域を低音域よりダイナミックにも、その逆にもできます。
SLICE

リズミックおよびパーカッシブ素材に最適なオシレーターで、サンプルを分割して独立したキ―グループとして再シーケンス(順番入れ替え)可能です。スライス(チョップ)は、トランジェント感度を手動で調整するほか、REXファイルなどに埋め込まれたマーカーも利用できます。スライスしたファイルは、Falcon パッチ、個別のWAVファイル、または MIDIシーケンスとしてドラッグ&ドロップで多様にエクスポートできます。
TEMPO - テンポ
ループのテンポは、 SIGNATURE(拍子) 、 BARS(小節) (0–99) と BEATS(拍) (0–99) の設定値によって算出され、 BPM の項目に表示されます。拍子は 2/4 、 3/4 、 4/4 、 5/4 、 6/8 、 7/8 から選択します。BPM欄は表示専用で、ほかのテンポパラメーターの変更に応じて更新されます。
TEMPO FACTOR(テンポファクター) :算出されたテンポに対する再生速度を粗く(倍速/半速)調節するメニューで、 /4 、 /2 、 x1 、 x2 、 x4 から選択します。
DETECTION - ディテクション
DETECTIONセクションの MODE(モード) 設定は、ファイルのスライスをする基準です。 Imported はサンプルファイルに含まれているマーカー情報を使用し、 User markers は自分で設定したマーカーを使用します。UVIサウンドバンクに含まれているループは、スライスマーカーが設定されています。またREX や AppleLoops形式のファイルなどもマーカーが含まれています。
SENSITIVITY(センシティビティ) (0–1) ノブは、ユーザーレベルでマーカーを追加する際に使用します。この設定はModeでUser markersを選択している場合にのみ有効です。サンプル波形の振幅に従ったマーカー設定の感度を調節して、素材に適した数のマーカーが表示されるところに設定します。
スライスマーカーを手動で追加する場合、サンプル波形とタイムルーラーの間をダブルクリックします。マーカーのドラッグで、 マーカーポイントを1つずつ調節することができます。この箇所の右クリックで、すべてのマーカー取り除くこと可能です。また、ここのメニューの ADD MARKERS WITH GRID SETTING(グリッド設定に従ったマーカーを追加) で、拍や小節、音符に従ったポジションにマーカーを追加します。
スライスマーカーは、左右のドラッグ操作で、スライス位置を微調整できます。また、マーカーの右クリックで、マーカーの LOCK (ロック) 、 MUTE(ミュート) 、 DELETE(削除) をおこなうことが可能です。
PLAYBACK - プレイバック
波形部分をクリックすると、1スライス分の再生がおこなわれます。 AUDITION(オーディション) セクションの早送り・巻き戻しボタンで、次のスライスまたは1つ手前のスライスの選択と再生がおこないます。この2つのボタンには左右の矢印キーがショートカットとして割り当てられています。この箇所の再生と停止ボタンでスライスの連続再生と停止をおこないます。
AUTO PLAY(オートプレイ) は、ループ再生をFalconの再生と連動します。このボタンはパートリスト上のオートプレイボタンと同じ機能をします。
SYNC(シンク) は、Falconのテンポ同期した再生モードを設定します。” position(ポジション) ”モードは、テンポとポジション(小節/拍)同期した再生をおこないます。” tempo(テンポ) ”モードは、テンポ同期のみの再生となります。” off(オフ) ”は、テンポ同期をせず、ループ素材のオリジナルテンポで再生をおこないます。
START(スタート) パラメーターは、ループトリガーした際の開始スライスを設定します。 SPEED(スピード) パラメーターは、再生スピードの微調整(±50%)をおこないます。
MAP(マップ) は、ループスライスのキーボードマッピングモードをオン・オフします。詳細は右項の”ループのエクスポートと変換”に記載しています。
EXTENSION - エクステンション
ループ再生のテンポがオリジナルテンポよりも遅い場合、スライスを伸ばしてつながりを自然にすることができます。 AUTO(オート) スイッチをオンにした場合、スライスのストレッチ処理は自動におこなわれます。オフにした場合、 AMOUNT(アマウント) (0–200 %) と TIME (タイム) (0–100 %) パラメーターでスライスのストレッチを調節します。
ENVELOPE - エンベロープ
ENVELOPE(エンベロープ) スイッチをオンにすることで、個々のスライスに ATTACK(アタック) (0–100 ms) 、 HOLD(ホールド) (0–2 s) 、 DECAY(ディケイ) (0.01–2 s) 、 SUSTAIN(サスティン) (0–100 %) のアンプリチュードエンベロープを適用することができます。
ループのエクスポート(書出し)と変換
ループ素材は、テンポマッチした新しいオーディオファイルとして書き出すことができます。Drag & Drop(ドラッグ&ドロップ)セクションの WAV アイコンをドラッグし、デスクトップやDAWのオーディオトラックにドロップすることで、テンポと画面上の設定が反映されたオーディオファイルとして作成(エクスポート)されます。
EXPORT(エクスポート) ボタンをクリックすることで、スライスを個別のファイルとして、1つのフォルダーにまとめて書き出し保存をします。 PART(パート) アイコンをパートリストまたはデスクトップ(あるいはフォルダー)にドラッグ&ドロップすることで、ループをスライスマッピングされたプログラムとして書き出すことができます。
キーボードアイコン(MAP)ボタンをオンにすることで、スライス1つ1つを個別のノートに割り当ててトリガー演奏できるレイヤーを追加します。レイヤーが追加されると、もとのレイヤーにMIDIミュートが適用されます。
MAP(マップ)がオンになると、Drag & Drop(ドラッグ&ドロップ) セクションのWAVアイコンは MIDIアイコン に変化し、デスクトップまたはDAWのMIDI(インストゥルメント)トラックにMIDIファイルとしてドラッグ&ドロップできます。このMIDIファイルにはスライスをトリガーするノートが、スライスの順番とタイミングでシーケンスとして記録されています。このMIDIイベントの編集でスライスから新しいリズムパターンをつくりだすことができます。
SPECTRAL STRETCH

サンプルをフェイズボコーダーで再生するオシレーターです。再生スピードとピッチが切り離されているため、サンプルを極端に引き伸ばす、ひとつのスペクトラムに固定する、あるいはホストのテンポに合わせて走らせるといったことが、ノートのピッチを鍵盤に追従させたままおこなえます。トランジェント検出とステレオのフェイズロックにより、通常であれば音がにじんでしまうようなストレッチ比率でも、リズミックな素材やステレオ素材の質感が保たれます。
コントロール類の上部にはサンプルエディターが配置され、コントロールはセクションごとにまとめられています。パネルの幅が狭い場合、セクションは縮小されずに複数行へ折り返して表示されます。モジュレーションの適用先として使用できるのはStartとSpeedの2つで、それ以外のパネル上の設定は、オシレーターに対して一度だけおこなうものです。
PLAYBACK - プレイバック
START(スタート) (0–100 %) は、ノートトリガーされた際の再生開始位置をサンプル上で設定します。
SPEED(スピード) (0–4x) は、サンプル上を再生位置が進む速さを設定します。ピッチには影響しないため、値を下げるとトランスポーズではなく時間軸方向のストレッチになります。通常速度の100分の1を下回るとボイスはフリーズし、解析位置が保持されたまま、その位置のスペクトラムがノートを押さえている間ずっと鳴り続けます。
SYNC - シンク
SYNC(シンク) は、Speedの解釈方法を設定します。 Off は連続可変のままにします。 Ratio は、等倍を中心に上下2オクターブにわたる11種類の音楽的な比率(1/4、1/3、1/2、2/3、3/4、1、4/3、3/2、2、3、4)にスナップし、Speedノブは数値の代わりに分数を表示します。 Tempo は同じスナップに加えて、ホストのテンポとサンプル自身のテンポの比を掛け合わせるため、サンプルがセッションのテンポに追従します。
サンプル自身のテンポは TEMPO(テンポ) (0–300) の数値入力で設定します。Tempoの0は「未設定」を意味し、この場合はサンプルファイルのメタデータに保存されたテンポが代わりに使用されます。
STFT - 短時間フーリエ変換
GRAIN(グレイン) (40–200 ms) は、解析ウィンドウの長さを設定します。ウィンドウが短いとアタックへの追従は良くなりますが低域のディテールが失われ、長いと持続音や低音域の分離は良くなる代わりにトランジェントがにじみます。サンプルをトランスポーズすると、ウィンドウがカバーするサンプル上の長さも変わります。
STEREO - ステレオ
STEREO(ステレオ) メニューは、左右チャンネル間のフェイズ関係の扱いを設定します。 Off は2つのチャンネルを独立させます。それ以外の項目は両チャンネルをロックし、ほかのチャンネルが基準とするチャンネルを指定します: Mid 、 Left 、 Loudest 、そしてステレオ信号の支配的な方向に追従する PCA です。これにより、ストレッチによってステレオイメージが崩れるのを防ぎます。
PHASE - フェイズ
PHASE(フェイズ) メニューでは、各解析フレームのフェイズを次のフレームへどのように引き継ぐかを選択します。これがストレッチした音のまとまりを決定づけます:
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CLASSIC :オリジナルのフェイズボコーダーと同じく、各周波数バンドを個別に進めます
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LOOSE :隣接するバンドをまとめて加算するため、倍音とその周囲のバンドが足並みをそろえます
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LOCKED :ピークを検出し、その周囲の領域をひとまとまりとして回転させます
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LOCKED SOFT :同じくピークロックをおこないますが、各ピーク周囲のずれを破棄せずスケーリングします
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COHERENT :時間方向と周波数方向を同時に見てフェイズを再構成し、トランジェントと音程感のある成分の両方をまとめます(初期設定)
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COHERENT DIFFUSE :同様の処理に加え、ノイズフロア以下にランダムなフェイズを与え、より拡散したテクスチャー寄りの結果を得ます
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COHERENT FULL :同様の処理をしきい値なしでおこない、すべてのバンドを再構成に通します
TRANSIENT - トランジェント
TRANSIENT(トランジェント) メニューは、アタックが検出された際の動作を設定します。 Off はこれを無視してそのままストレッチを続け、 Reset はフェイズをリセットしてアタックを際立たせ、 Hold はアタックの間フェイズを保持します。
THRESH(スレッショルド) (0–100 %) は、どの程度のスペクトラムの動きをアタックとみなすかを設定します。低い値では多くのアタックを検出し、高い値では最も鋭いものだけを検出します。 PER BIN(パービン) は、スペクトラム全体ではなく、アタックが検出された周波数バンドにのみ処理を適用します。この2つは、TransientメニューがOffの場合は無効です。
STRETCH

リアルタイムかつ低CPU負荷で動作するピッチシフト・サンプルオシレーターです。 サンプルの長さを維持したまま、±2オクターブの範囲でピッチを調整できます。 サンプルのスタートタイム、再生モード、 テンポ解析を自由に設定できます。Solo Modeボタンで、モノフォニック/ポリフォニックのピッチシフト・アルゴリズムを切り替えられます。
ストレッチオシレーターのピッチシフト範囲は、ルートキーから± 2オクターブ範囲内になります。キーグループレンジがこの範囲以上にされている場合、それ以上あるいはそれ以下のノートを演奏しても上限又は下限でノートの音程で発音されます。
PLAYBACK - プレイバック
SAMPLE START(サンプルスタート) (0–100 %) は、サンプルトリガーされた際の再生開始位置を設定します。この設定は波形エディターのスタートとエンドマーカーの間をパーセンテージで設定します。波形エディターとマーカーについては、操作画面 > SAMPLE EDITOR の項目に記載しています。
LEGATO MODE(レガートモード) は、ノートトリガーでの再生中に別のノート入力をした際、サンプル再生を持続しながら、次に入力ノートした音程にピッチシフトします。この機能を使用することで、フレーズ・メロディサンプル再生中の音程変化を操作できます。レガートをオフにした場合、サンプルはノート入力に対して常に頭(スタートポジション)から再生をします。
SAMPLE TEMPO - サンプルテンポ
サンプル再生のスピードは、Sample Tempoの項目で、設定をします。
SYNC(シンク) を有効にした場合、 サンプル再生はFalcon(またはDAW)のテンポと同期します。サンプルの基準テンポは TEMPO(テンポ) (0–300) の数値入力で設定し、 TEMPO FACTOR (テンポファクター) (x0.25–x4、連続可変) と TEMPO FINE(テンポファイン) (± 50%) パラメーターで調節をすることができます。Tempoの0は「未設定」を意味します。サンプルが読み込まれると、Falconは自身の解析で得られたテンポ、それがない場合はサンプルファイルのメタデータに保存されたテンポで代替し、確定した値をこの欄に書き込みます。
ANALYSIS - アナライシス
GRAIN SIZE(グレインサイズ) (10–100 ms) と SENSITIVITY(センシティビティ) (0.1–10) でピッチシフトの品位を調節します。リズミック、あるいはパーカッシブな素材に対しては、まず”Sensitivity”値を上げてみましょう。サンプル素材が単音の場合、 SOLO MODE(ソロモード) に設定して、単音フレーズあるいは音色に適したピッチシフトアルゴリズムを使用します。和音あるいはポリフォニックのサンプル素材の場合はスイッチをオフにします。
GRAINS

Falconで最も高度なグラニュラー・エンジンを、深いサウンドデザインに対応するために再構築したオシレーターです。 Classic、Cloud、Pitchの各スケジューリングモードを備え、完全パラメトリックのグレイン・エンベロープ、フォルマントコントロールを含むグレイン単位のフィルター処理により、緻密なテクスチャーやリズミカルなモーションを自在に創出します。
グレイン・スケジューリングモード
グレインの再生間隔を決定します。
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CLASSIC (クラシック):一定周期の間隔に設定します。
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CLOUD (クラウド):ランダム間隔で再生をします。
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PITCH (ピッチ):ピッチ周期に基づく間隔で再生します。
波形ディスプレイ
リンク(鎖アイコン) をオンにすると、サンプルループの開始位置 (START)とトランスポートのPOSITIONと連動します。
START(スタート) (0–100 %) はサンプルループの開始位置を設定し、 SIZE(サイズ) (0–100 %) はループの長さを設定します。画面上の左右の青色の縦線のドラッグ操作でも、この2つのパラメーターを調整できます。
同じバーの左端にある LOOP(ループ) は、再生ヘッドがループ終端に達したときの動作を設定します。 None はループを無視して再生ゾーンの終わりまで読み進め、 Fwd はループ開始位置へ戻り、 Fwd-Bwd は向きを反転して逆方向に読み進めます。ループは START と SIZE ( LINK がオンのときは POSITION )で設定される範囲で、サンプル自体がループを持っているかどうかには関係しません。
TRANSPORT - トランスポート
POSITION(ポジション) (0–100 %) は、グレインが生成される中心点、再生の開始位置を決定します。
DIRECTION(ディレクション) (−1 to 1) は、再生方向を設定します。正の値でフォワード(正方向)、負の値でリバース(逆方向)に再生します。
SPEED(スピード) (0–10) は、メインポジションマーカーがサンプル内を移動する速度を設定します。値が0の場合、ポジションは固定され、値が大きいほど速く移動します。
GRAIN - グレイン
ランダムパン (タイトルバー左のアイコン)ボタンは、グレインごとのパン位置をランダム化します。オフにすると、ボイスはより構造的で交互的なパターンでパンされます。
アタック (タイトルバー右のアイコン)ボタンは、打鍵した際、最初の周期を待たずにグレインを即座にトリガーします。このことで、より即応的なアタックが得られます。
センターグレイン (ラップグレイン・アットループの左のアイコン)は、Positionが各グレインの開始位置ではなく中心を指すようにするもので、グレインは自身の長さの半分だけ手前へずらされます。このオフセットはグレインサイズに追従するため、サイズをモジュレートしてもグレインはPositionを中心に保たれます。
ラップグレイン・アットループ (センターグレインとアタックのあいだのアイコン)は、ループ終端に達したグレインが、その先の素材へ読み進むのではなくループ開始位置へ折り返すようにします。Loop Modeが再生ヘッドを動かすのに対し、こちらは個々のグレインを動かします。Loop ModeがNoneのときは機能せず、グレー表示になります。
SIZE(サイズ 、CLASSIC/CLOUDモード ) (0.002–2 s) は、各グレインの長さを秒単位で設定します。短い設定は抽象的に、長いグレインは元のサンプルの断片としてより明確に聴えます。
FORMANT(フォルマント 、PITCHモード ) (−12–12 st) は、基本ピッチを変えずに、音の共鳴特性(音色)をシフトします。このことで、音源がより大きな、または小さな共鳴体から発せられているように感じさせることができます。
PERIOD(ピリオド) (0.001–2 s) は、連続するグレインの開始間隔となる基本時間を設定します。
SIZEとPERIODはいずれもテンポシンクに対応します。モジュールのシンクボタンを有効にすると、秒ではなく小節・拍で表示され、ホストに追従します。
PITCH CORRECTION(ピッチコレクション) は、トランスポーズの補正方法を None ・Grain size ・ Period から選択します。
PERIOD の横にある リンク(鎖アイコン) ボタン(波形バーのLinkボタンではありません)は、PERIODをSIZEの半分に設定し、Periodノブをグレー表示にします。
DENSITY(デンシティ) (0.1–10) は、グレインの重なり具合を設定します。ClassicおよびCloudモードでは PERIOD を割る値として働き、2でグレインの発生レートが2倍になります。Pitchモードでは、ピッチ周期に対するグレインの長さを倍にします。Densityを上げると、出力レベルは自動的に補正されます。
WIDTH(ウィドス) (±100 %) は、エンベロープのアタックおよびディケイの傾斜を調整します。負数値では幅広く柔らかなエンベロープとなり、正数値では狭くパーカッシブなサウンドになります。
ENVELOPE MODE(エンベロープモード) は、エンベロープディスプレイの下にあり、各グレインに適用する窓関数を選択します。 Parametric は、下の3つのコントロールが描く連続可変の形状です。 Triangle 、 Hanning 、 Welch 、 Squared は厳密な窓関数ですが、同じ3つのコントロールで引き続き形を調整できます。パラメトリックな形状は端の傾きが常にフラットになるため、TriangleとWelchはそれでは得られません。
PEAKINESS(ピーキネス) (±100 %) は、エンベロープのカーブ特性を制御します。値を上げるとピークが鋭く明確になり、値を下げると滑らかで丸みのある形状になります。
SYMMETRY(シンメトリー) (±100 %) は、各グレインのボリュームエンベロープ形状を調整します。負数値では速いアタックと遅いディケイ(弦を弾いたようなサウンド)になり、正数値では遅いアタックと速いディケイ(逆再生のようなサウンド)になります。
これら3つのパラメーターは、上部のエンベロープディスプレイをクリック&ドラッグすることで直観的に調整することも可能です。
BAND LIMIT GRAIN - 帯域制限
タイトルバーのアイコンボタンのクリックで、個々のグレインに適用するバンドパスフィルターを有効にします。
B WIDTH(バンドウィドス) (1–100 %) は、フィルターの帯域幅を調整します。 値を下げると鋭いレゾナンスピークが生まれ、値を上げるとより広帯域のサウンドになります。
B CENTER(バンドセンター) (0–100 %) は、フィルターの中心周波数を設定します。このことで、ソースサンプルから特定の音色的特徴を抽出して再生することができます。
VARIATION - バリエーション
JITTER(ジッター) (0–100 %) は、個々のグレインの発音タイミングにわずかなランダム変化を加え、機械的でない、より自然で有機的なサウンドを作り出します。
POSITION(ポジション) (0–1 s) は、各々のグレインの開始位置にランダムオフセットを追加します。値を上げるほど、メインのPosition周辺の広い範囲からグレインを取得し、より多様なテクスチャーを生成します。
バイポーラ (このノブの上のアイコン)は、ランダムオフセットを両方向に振らせます。オフのときオフセットは常にグレインを後ろ方向へずらすため、読み取り位置の平均はPositionからバリエーションの半分だけ後ろになります。オンにするとグレインは前後に散らばり、平均はPositionに留まります。
PITCH(ピッチ) (0–12 st) は、グレインごとに対してランダムピッチ変化を加えます(最大1オクターブ)。不協和音的なサウンドクラウドや、微妙なコーラス効果の作成に有効です。
REVERSE(リバース) は、グレインが逆再生される確率(0%〜 100%)を設定します。これはメインの再生Direction設定とは独立して動作します。
SKIP(スキップ) (0–100 %) は、予定されているグレインの再生スキップする確率を設定します。テクスチャーをランダムに間引く用途に適しています。
DURATION(デュレーション) (0–100 %) は、グレイン個々の長さにランダム性を加えます。0%ではすべてのグレインが同じ長さになり、値を上げるとより多様な持続時間が生成されます。
VOICES - ボイス
VOICES(ボイス) (1–8) は、同時に生成されるグレインストリーム(または再生ヘッド)の数を設定します。数値を増やすことで、豊かで重厚なユニゾン効果やコーラス効果を生み出すことができます。
SPREAD(スプレッド) (0–10 s) は、ユニゾンボイスの再生位置をメインの Positionの周囲に拡散させます。値を上げるほど、各ボイスが異なる位置から再生され、立体的な広がりが得られます。
TIME SPREAD(タイムスプレッド) (0–100 %) は、ユニゾンボイスのグレイン開始位置をグレインピリオドの範囲内でずらします。パネル上にノブはなく、パラメーターリストから操作します。
DETUNE(ディチューン) (0–50 cents) は、ユニゾンボイス間にわずかなピッチ差を加え、音に厚みと揺らぎを与えます。
PAN(パン) は、グレインのステレオ幅を調整します。0%ではモノラル、100%では各グレインやユニゾンボイスがステレオ音像全体に広がり、包み込むような広がりを実現します。
IRCAM GRANULAR

IRCAMが開発した最高品質のグラニュラー・オシレーターで、オーディオサンプルを微細なグレインに分割し、再構築することでリアルなピッチシフトやサウンドスケープの生成を実現します。Grain Size、Density、Jitter、Position、Speed、 Direction、Loop Mode、Pitch Variation、 Correction Methodといった各種パラメーターを精密に調整できます。
GRAIN - グレイン
GRAIN(グレイン) セクションには、グレインのサイズや形を決定するパラメーターが用意されています。
SIZE(サイズ) (5–500 ms) は、グレインの長さ(大きさ)を設定します。 DENSITY (デンシティ) (0.1–10) は、同時再生するグレインの数(=密度)を決定します。 1.00に設定した場合、通常再生を意味します。値を1.00以下に設定した場合、グレインの間に空白がつくられ、トレモロのような効果をもたらします。設定値を大きくした場合、グレイン同士の重なりが増し、コーラスやリングモジュレーションのような効果を得ることができます。
JITTER(ジッター) (0–100 %) は、グレインの再生タイミングに変化(揺れ)を加えます。
FADE(フェード) (0–100 %) は、グレインエンベロープのアタックとディケイのフェードが、グレインサイズ全体に占める割合を設定します。デフォルト値の100%では、グレイン全体にフェードがかかり、三角形のエンベロープになります。100%未満に設定すると、中央部分がプラトー(平坦)になり、より台形に近いエンベロープになります。
SYMMETRY(シンメトリー) は、グレインエンベロープのアタックとディケイのバランスを調節します:
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0% に設定した場合、アタック= 0%、ディケイ=100%となり、よりパーカッシブな結果をもたらします。
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50% に設定した場合、通常のアタックとディケイが 50% ずつで配分されます。
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100% に設定した場合、アタック= 100%、ディケイ=0%となり、リバース再生に似た効果をもたらします。
WINDOW(ウィンドウ) は、グレインエンベロープの形を設定します。 メニューから、 Triangle (三角形)、 Hanning (ハニング曲線)、 Welch (ウェルチ曲線)、 Squared (矩形)を選択することができます。
PITCH VARIATION(ピッチバリエーション) (0–1200 cents) は、グレインごとにピッチのランダマイズ効果を加えます。1/100セントから1オクターブの間で設定できます。
PITCH CORRECTION(ピッチコレクション) は、グレインをトランスポーズする方法を決定します。トランスポーズはリサンプリングでおこなわれるため、何も補正しなければピッチが上がるほど各グレインは短くなります。この設定は、その補正のために何を調整するかを選択します。
GRAIN SIZE(グレインサイズ) は、読み出しウィンドウをトランスポーズ量に合わせて拡大・縮小します。聴感上のグレイン長とグレインの発生レートはどちらも設定どおりに保たれ、各グレインが元素材のより広い(または狭い)範囲をカバーします。
PERIOD(ピリオド) は、読み出しウィンドウを設定どおりに保ちます。そのため聴感上のグレイン長はトランスポーズ量に比例して変化し、オーバーラップを維持するためにグレイン間のピリオドも同じ比率で変化します。
いずれの場合も、トランスポーズ量は±48半音にクリップされます。
POSITION - ポジション
このセクションには、サンプル素材の再生ポジションに関するパラメーターが用意されています。
POSITION(ポジション) (0–100 %) は、サンプルトリガーされた際の再生開始位置を設定します。波形エディターのスタートとエンドマーカー間のポジションをパーセンテージで設定します。
POSITION VARIATION(ポジションバリエーション) は、再生ポジションのランダマイズ効果を加える際に使用します。現在の再生ポジションに対してのランダマイズ範囲は、0から500ミリ秒の間で設定できます。
SPEED(スピード) は、サンプルトリガーした際の再生速度を設定します。設定値を”0”近辺に設定することで、Positionパラメーターの操作と連動して手動スクラブ効果を生み出すことができます。最大値の 10.00に設定した場合、10倍のスピードで再生されます。
DIRECTION(ディレクション) は、スクラブ再生の方向を決定します。 1.00で正方向、-1.00で逆方向に設定されます。
LOOP MODE(ループモード) は、サンプル素材にループが設定されている場合のループ再生挙動を設定します:
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NONE(ノン) :ループ設定は無効になります。
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FORWARD(フォワード) :ループ再生は常にループスタートから開始します。再生がループエンドに達すると、再生ポジションはループスタートにジャンプします。
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FORWARD-BACKWARD(フォワード - バックワード) :ループ再生はループ範囲内で正逆を繰り返します。再生がループエンドに達すると、ループスタートに向かって逆再生し、ループスタート達したら再び正方向に再生をします。
波形素材のループ設定については、操作画面 > SAMPLE EDITOR の項目に記載しています。
IRCAM MULTI GRANULAR

IRCAM Granularオシレーターをマルチボイス構成に拡張したバージョンで、複雑なユニゾンサウンドを生み出すのに最適です。IRCAM Granularと同一のコントロール群を備えるほか、ボイス数、ポジション、スプレッドを制御する追加セクションを搭載しています。
このモジュールには、IRCAM Granularにはない VOICES セクションと、2つのグレインパラメーター(後述の DURATION VARIATION と REVERSE )が追加されています。
VOICES - ボイス
VOICES(ボイス) セクションは、オシレーターボイスに関する設定パラメーターが用意されています:
VOICES(ボイス) (1–8) パラメーターは、重ねる(ユニゾンする)ボイス数を設定します。設定値が1の場合、IRCAM Granularと同じ音色を創り出すことができます。
TIME SPREAD(タイムスプレッド) (0–100 %) は、トリガーした際のボイスの発音タイミング(間隔)を設定します。
POSITION SPREAD(ポジションスプレッド) (0–10,000 ms) は、サンプル再生時のポジション間隔を設定します。
DETUNE(デチューン) (0–50 cents) は、ユニゾンボイスのピッチを、演奏したノートを中心に左右対称に広げます。
GRAIN - グレイン
GRAIN(グレイン) セクションには、グレインに関するパラメーターが用意されています。これらのパラメーターのほとんどはIRCAM Granularと同一のものが装備されています。詳しくは、オシレーター > IRCAM GRANULAR の項目に記載しています。
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SIZE(サイズ) (5–500 ms)
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DENSITY(デンシティ) (0.1–10)
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JITTER(ジッター) (0–100 %)
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WINDOW(ウィンドウ)
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FADE(フェード) (0–100 %)
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SYMMETRY(シンメトリー) (0–100 %)
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PITCH VARIATION(ピッチバリエーション) (0–1200 cents)
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PITCH CORRECTION(ピッチコレクション)
DURATION VARIATION(デュレーションバリエーション) (0–100 %) は、グレインサイズにバリエーション(変化)を加える際に使用します。 REVERSE(リバース) は、グレイン個々の再生方向を設定します。この再生方向は、サンプル再生全体の方向を決定づけるものではありません。つまり、Reverseをオンにした場合、グレインを逆再生しながら、正方向に発音していきます。
POSITION - ポジション
POSITION(ポジション) セクションには、IRCAM Granularと同一のものが装備されています。 詳しくは、 オシレーター > IRCAM GRANULAR の項目に記載しています。
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POSITION(ポジション) (0–100 %)
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RANDOM(ランダム) (0–500 ms):IRCAM GranularのPosition Variationと同じパラメーターで、こちらではRandomと表示されます
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SPEED(スピード) (0–10)
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DIRECTION(ディレクション) (−1 to 1)
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LOOP MODE(ループモード)
IRCAM SCRUB

IRCAM Granularと類似した操作感を持つオシレーターで、ランダムアクセスによるスクラブ再生、スピードおよび再生方向の制御が可能です。内部アルゴリズムにはIRCAM Stretchと同等の高品質フェーズ・ボコーダーを採用しています。IRCAM Stretchと同様、標準のグラニュラーオシレーターよりも高い処理能力を必要とします。
PLAYBACK - プレイバック
PLAYBACKパラメーターは、IRCAM Granularと同一のものが装備されています。詳しくは、オシレーター > IRCAM GRANULAR > POSITION の項目に記載しています。
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SPEED(スピード) (0–10、初期値1.00)
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POSITION(ポジション) (0–100 %、初期値0):IRCAM Granularではポジションがグレインの中心となり、ポジションバリエーションの設定を受けますが、Scrubのポジションは読み出しヘッドの絶対位置で、値を変更するたびに再評価されます。
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DIRECTION(ディレクション) (−1 to 1、正方向再生の初期値は1)
ANALYSIS - アナライシス
ANALYSISパラメーターは、IRCAM Stretchと同一のものが装備されています。詳しくは、オシレーター > IRCAM STRETCH > ANALYSIS の項目に記載しています。
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WINDOW(ウィンドウ) (40–200 ms)
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PADDING(パディング) (x1, x2, x4)
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OVERLAP(オーバーラップ) (3–8)
REMIX - リミックス
Remixモードは、信号を3つの要素に分離して、それぞれの音量をミックス、あるいはオートメーションできる機能です。REMIXヘッダーの電源スイッチで有効にし、各要素: SINE(サイン) (倍音成分)、 NOISE(ノイズ) 、 TRANSIENT(トランジェント) の音量を-∞〜+12 dB(0 dBがユニティ)の範囲で設定します。Remixが無効の状態では、3つのスライダーは効果を持ちません。またTransientの音量については、OPTIONSの TRANSIENTS が有効になっている必要があります。
OPTIONS - オプション
OPTIONSパラメーターは、LEGATOがない点を除いて、IRCAM Stretchと同一のものが装備されています。詳しくは、オシレーター > IRCAM STRETCH > OPTIONS の項目に記載しています。
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TRANSIENTS(トランジェント) (初期状態で有効)
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ENVELOPE(エンベロープ)
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STEREO(ステレオ)
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SHAPE(シェイプ)
IRCAM STRETCH

Stretchオシレーターと同様の機能を備えつつ、IRCAMの高精度フェーズ・ボコーダーを実装し、トランジェントおよびエンベロープを保持したまま、タイムストレッチとピッチシフトを高品質に処理します。標準的なアルゴリズムよりも高い処理負荷を要しますが、その分、音質は著しく向上します。
PLAYBACK - プレイバック
SPEED(スピード) (0–10、初期値1.00) は、再生速度の倍率を設定します。1.00で通常速度、10.00で10倍速になります。値を非常に小さくするとフリーズに近づきますが、完全に停止することはありません。ストレッチ比は1000倍(実時間の0.001倍)でクリップされます。
START(スタート) (0–100 %) は、サンプルトリガーされた際の再生開始位置を設定します。波形エディターのスタートとエンドマーカー間の位置をパーセンテージで設定します。
SAMPLE TEMPO - サンプルテンポ
サンプルの基準テンポを TEMPO(テンポ) (0–300) 欄で設定し、 TEMPO FACTOR(テンポファクター) (x0.25–x4、連続可変) と TEMPO FINE(テンポファイン) (±50 %) でスケーリングします。 SYNC(シンク) は、再生がFalconのテンポに追従するか(” TEMPO ”)、無視するか(” OFF ”)を選択します。
Tempoの初期値は0で、サンプルのテンポが不明であることを意味します。この状態ではSyncは効果を持たず、Speed、Tempo FactorそしてTempo Fineがそのまま再生速度の倍率として働きます。テンポを入力すると、その値と目標テンポの比率に従って再生速度がスケーリングされます。
ANALYSIS - アナライシス
WINDOW(ウィンドウ) (40–200 ms、初期値92 ms) は、解析ウィンドウの長さ(範囲)を設定します。FFT自体は、この値の直上の2のべき乗のサイズになります。 PADDING(パディング) (x1, x2, x4;初期値x1) は、周波数方向のオーバーサンプリング量を設定し、FFTをウィンドウよりも大きくします。高い設定値ほどプロセッサーの処理能力を必要とするため、聴感上の問題(タイムストレッチやピッチシフトによる不要な音;いわゆるアーティファクト)を抑えるのに必要な最小限にとどめることをおすすめします。多くの場合、オーバーサンプリングは必要ありません。
OVERLAP(オーバーラップ) (3–8、初期値4) は、解析ウィンドウをどれだけ重ねるかを設定します。解析のホップサイズはWindowをOverlapで割った値になるため、値を大きくするほど滑らかな結果が得られますが、CPU負荷もほぼ比例して増加します。8が最高品位、4は多くの場合8と区別がつかず、3ではわずかな不要な音が発生することがあります。
REMIX - リミックス
Remixモードは、信号を3つの要素に分離して、それぞれの音量をミックス、あるいはオートメーションできる機能です。REMIXヘッダーの電源スイッチで有効にし、各要素: SINE(サイン) (倍音成分)、 NOISE(ノイズ) 、 TRANSIENT(トランジェント) の音量を-∞〜+12 dB(0 dBがユニティ)の範囲で設定します。Remixが無効の状態では、3つのスライダーは効果を持ちません。またTransientの音量については、OPTIONSの TRANSIENTS が有効になっている必要があります。
OPTIONS - オプション
5つのスイッチは、示されている要素を保持し、最適な結果が得られるための設定です。実際にソースサンプルに合わせて、オンまたはオフに設定します:
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TRANSIENTS(トランジェント) :リズミックやパーカッシブな(波形の振幅が大きく振れる)サンプル素材に適したオプションです。
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ENVELOPE(エンベロープ) :ピッチシフトした際に、不要な音が発生した際に使用します。
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STEREO(ステレオ) :ステレオ素材の位相ずれを防ぎます。
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SHAPE(シェイプ) :声やモノフォニック(単音)の素材に使用します。
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LEGATO(レガート) :新しいボイスの再生位置を、発音中のボイスの位置から開始します。
モジュールメニューには、このオシレーター専用の項目 EXPORT WITH STRETCH/PITCH APPLIED が追加されます。現在の設定でフェーズ・ボコーダー処理を適用したサンプルをレンダリングし、WAVファイルとして書き出します。
シンセオシレーター
Falconには18種類のシンセオシレーターが装備されています。 加算、バーチャルアナログ(VA)、アナログスタック、パーカッション、ノイズ、 オルガン、FM、ウェーブテーブル、テクスチャー、そして撥弦や擦弦モデリングオシレーターなどによるサウンドクリエーションを可能にします。
8o8 BASS DRUM

Falconの卓越した回路モデリングによる808オシレーターで、定番のアナログバスドラムを再現します。Tone、 Decay、Pulseの精密なコントロールで、 柔らかなキックから強烈なパンチまで幅広く対応します。
左端のスイッチでオシレーターモードを選択します: KICK(キック) は、マシンエミュレーションを行い、可変ディケイとトゥルートリガーを備えた短いサウンドを生成します。
BASS(ベース) は、より長い固定ディケイを持ち、トリガー前に再初期化 (reinit)される動作を行います。
TRANSIENT(トランジェント) は、SOFT、NORMAL、PUNCHYのアタック特性を選択します。
TONE(トーン) (0–100 %) は高域成分の明るさを調整します。 DECAY(ディケイ) (0–100 %) は音の減衰時間を設定します。
TRUE TRIGGER(トゥルートリガー) を有効にすると、KICKモードでトリガーの正確な再現が可能になります。
DecayとTrue TriggerはKICKモードでのみ有効です。BASSモードは固定のディケイを使用するため、この2つのコントロールはグレー表示になります。
ADDITIVE

伝統な減算方式のシンセシスに着想を得た、直観的で使いやすい加算方式のオシレーターです。パーシャル・ストレッチ、周波数シフト、分数次フィルター、偶数/奇数倍音の制御、スクエア波からノコギリ波への連続モーフィングなど、独自の加算的要素を備えています。
MAX PARTIALS (1–256) は、オシレーターの構成音(パーシャル)数を決定します。例えば、A2のノートには200の倍音成分(サンプリングレート=44.1kHzの場合)があります。この数を扱うことで、倍音分布を意図的に制限したサウンドデザインや、倍音制限によるCPUリソースの消費を調節することが可能になります。
FREQUENCY - フリクェンシー
STRETCH(ストレッチ) (0–100 %) は、パーシャルのスペクトラム分布による不調和性の量を調節します。ピアノやギターなどの硬質な弦を用いた楽器の響きはこの共鳴によるもので、この分散動作によって静的なスペクトラム分布の響きにスパイスを効かせることが可能です。
DISSONANCE(ディゾナンス) (0–800 %、100 %で倍音列そのまま) は、fn = f * (1 + n * dissonance)の法則に従った、パーシャル分布を調節します。
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• 100%設定の場合、パーシャルは倍音:f * (1 2 3…) で構成されます。
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• 200%設定の場合、パーシャルは奇数倍音:f * (1 3 5 7…) のみの構成となります。
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• 50%設定の場合、パーシャルは倍音とサブオクターブ(が欠落した) 奇数倍音の交差:f * (1 3/2 2 5/2 3…) = f * (1 2 3…) + f/2 * (3 5 7…) の構成となります。
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• 素数を含む不合理値の場合、不調和性のパーシャル構成になります。
QUANTIZE DISSONANCE(クォンタイズディゾナンス) は、Dissonanceの設定値を25 %の倍数と16.67 %の倍数のうち、近い方にスナップさせます。これによってパーシャルは不調和な間隔に落ち着くことなく、単純な比率に保たれます。
FREQ. SHIFT(フリクェンシーシフト) (0–20,000 Hz) は、固定のHzによるスペクトラム分布のトランンスポーズをおこない、全パーシャルの不調和性を生み出します。
TIMBRE - ティンバー
SLOPE(スロープ) (±100 %) は、スペクトラム分布の傾きを調節します。
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• デフォルト値では、1/fの比率で減衰し、ノコギリ波を生み出します。
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• +100%設定の場合、スペクトラムはフラットになり、バイポーラ(正負双極)のインパルス列に近い波形が形成されます。
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• -100%設定の場合、1/f^2で減衰する放物線(偶数倍音を除いた場合は、三角波と同じスペクトラムを持つ波形)を生成します。(下記のEVEN/ODDを参照)。
EVEN/ODD(イーブン/オッド) (±100 %) は、偶数と奇数倍音のバランスを調節します。
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• +100%設定の場合、偶数倍音を除いた矩形波を生み出します。
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• -100%設定の場合、奇数倍音のない、オクターブに同じ波形が存在する状態になります。例: (2f 4f 6f…) = 2(f 2f 3f…)
HARMONY SHIFT(ハーモニーシフト) は、スペクトラム分布を最大+48semitones(半音)トランスポーズさせます。この際、パーシャルのスペクトラム分布は基音に基づく間隔に保たれています。この機能はアナログオシレーターのハードシンクのように扱うことが可能です。設定値は1半音未満ではセント単位、1半音以上では半音単位で表示されます。
COMB/PWM - コムフィルター/パルスワイズモジュレーション
FREQ(フリクェンシー) (0–100 %) は、オシレーターの倍音成分に作用するコムフィルターの周波数を設定します。このパラメーターを動かすことで、スペクトラム分布上のノッチが移動し、PWM(Pulse Width Modulation/パルス幅変調)効果をシミュレートすることが可能です。
DEPTH(デプス) (±100 %) は、コムフィルターによるキャンセル効果の深さを設定します。バイポーラ(正負双極)のパラメーターで、正と負の設定では互いに補完する側のパーシャルが打ち消されます。
FILTER - フィルター
CUTTOFF(カットオフ) (20–20,000 Hz) は、フィルターが作用する周波数を設定します。
Q(キュー) (0.5–100) は、設定されたフィルターの種類によるレゾナンス効果を調節します。
ORDER(オーダー) は、フィルターの段数と鋭さを設定します。フラクショナルフィルターは、通常のフィルターでは得られない8.0(48dB/oct)が可能です。
TYPE(タイプ) は、フィルターの動作モードを設定します。バターワース仕様のローパス(LP-BW)、バンドパス(BP-BW)、ハイパス(HP-BW、Q無効)、レゾナント仕様のローパス(LP-Res)、バンドパス(BP-Res)、ハイパス (HP-Res)から選ぶことが可能です。
UNISON - ユニゾン
VOICES(ボイス) (1–3) は、同時に発音する(スタックされる)ボイス数を設定します。
BEATING(ビーティング) (0–10 Hz) は、ユニゾン効果を有効にした際、パーシャルを特定の周波数(Hz)に固定させます。この効果によって、LFOよるものではない、加算合成方式でしか得られない特別な振幅の変調効果(アンプリチュードモジュレーション)が生まれます。
DETUNE(ディチューン) (0–40 cents) は、スタックボイスのピッチ調整をします。
PHASE SPREAD(フェイズスプレッド) (0–100 %) は、ユニゾンボイスのスタートフェイズを、共通のスタートフェイズを挟んで前後にずらします。デフォルトの100 %では1周期の4分の1の範囲に広がります。ボイスが1つの場合は効果がありません。
GLOBAL- グローバル
KEEP BASS(キープベース) スイッチで、オシレーターの基音を保持します。この機能は主に、コムフィルターやハーモニーシフトなどのパラメーターによって、基音成分が打ち消される音痩せを防ぐために使用します。
RAMP TIME(ランプタイム) (0–1000 ms) は、アンプリチュードの変化する間隔を設定します。
START PHASE(スタートフェイズ) (0–100 %) は、ノートを受けた際にパーシャルが開始するフェイズを設定します。ディレイをかけるのではなく、パーシャル全体が同じ量だけシフトされるため、この設定を動かすと波形そのものの形が変化します。デフォルトの0 %ではすべてのパーシャルがサイン波として始まり、1周期の4分の1の位置では位相が揃って、より鋭くインパルシブなアタックになります。
ANALOG

サイン波、ノコギリ波、矩形波、三角波、ノイズ、パルスなどの基本波形を備えたバーチャルアナログオシレーターです。パルスワイズモジュレーション(PWM/パルス幅変調)、シンクコントロールに加え、ユニゾンは最大8ボイスで、フェイズ、 チューニング、広がり調整を備えた強力仕様です。
ANALOG - アナログ
ANALOG セクションには、主なオシレーターパラメーターが用意されています。
WAVEFORM(ウェーブフォーム) は、オシレーター波形:saw(ノコギリ)、square(矩形)、triangle(三角)、sine(サイン)、noise(ノイズ)、pulse(パルス)を選択します。
PWM(Pulse Width Modulation/パルスワイズモジュレーション) (1–99 %) は、矩形波のパルス幅を設定し、ノコギリ波、三角波、サイン波では波形の対称点を移動させます。このパラメーターは、主にLFOをかけて波形の変形によるサウンド効果に用いられます。pulse(パルス、正負の短いインパルスの列)では、サイクル内で負のインパルスが来る位置を設定します。noise(ノイズ)には効果がなく、また演奏するピッチが高くなるほど有効な可変範囲は狭くなります。
START PHASE(スタートフェイズ) (0–100 %) は、波形のスタートポイントを調節します。 POLARITY(ポラリティ) は、波形の極性を逆転する際に使用します。
HARDSYNC - ハードシンク
HARD SYNC セクションは、ボイス間のフェイズシンクに関する設定をします。
SYNC(シンク) をオンにした場合、ボイスは(非表示で可聴音声のない)コントロールオシレーターにフェイズシンクします。
SHIFT(シフト) (0–36 st) は、コントロールオシレーターの”揺れ”を調節します。モジュレーションによってこの範囲の上限を超えることが可能で、その上限は72半音です。
UNISON - ユニゾン
UNISON セクションは、オシレーター内部でボイスをスタックする(重ねる)機能に関するパラメーターを提供します。
VOICES(ボイス) (1–8) は、同時に発音する(スタックされる)ボイス数を設定します。
STEREO(ステレオ) は、ステレオモードで発音をする際に設定します。VoicesとStereoは、どちらもモジュレートできません。またStereoはオシレーターのチャンネル構成を変更するため、切り替えると発音中のノートは停止します。Voicesの変更では、発音中のノートは停止しません。
PHASE SPREAD(フェイススプレッド) は、ボイスのフェイズ処理(スタックの発音)の種類を設定します。 Uniform は各ボイスのスタートフェイズを等間隔に配置し、 Exponential は最初のボイス寄りに密集させ、 Random は打鍵ごとに各ボイスのフェイズをランダムにずらします。
STEREO SPREAD(ステレオスプレッド) (0–100 %) は、ステレオモード時の広がり量をノブで設定し、隣のメニューでその種類を選択します。 Uniform はボイスペアごとにパン位置を均等に広げ、 Hard は各ペアを左右いっぱいに振り分けます。
DETUNE(ディチューン) (0–100 %) は、スタックボイスのピッチ調整量をノブで、その種類をメニューで設定します。 Standard は最大値で±50セントに達し、 Large はボイスペアごとにもディチューン量をスケーリングするため、8ボイス時の最も外側のペアでは数百セントに達します。
ANALOG STACK

8ボイス構成のAnalogオシレーター実装で、迅速なレイヤー作成を容易にしたマルチオシレーターです。各ボイスは Analogオシレーターと同じ基本エンジンを使用しつつ、UnisonおよびSync セクションをPanとGainに置き換えることで、ステレオ定位と音量のミキシングが可能です。また、Pitchセクションを備え、繊細なデチューンから極端なピッチ変化まで幅広く対応します。
Analog Stack上のオシレーター1つ1つは、Analogオシレーターのアナログセクションのパラメーターを装備します。これらのパラメーターの詳細は、オシレーター > ANALOG に記載しています。
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WAVEFORM(ウェーブフォーム)
-
PWM(パルスワイズモジュレーション)
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START PHASE(スタートフェイズ)
-
POLARITY(ポラリティ)
追加設定として、各オシレーターのオン・オフ( 電源 )ボタン、オシレーター 2 から 8 に SYNC TO OSC 1(オシレーター1とシンク) スイッチが用意され、オシレーター1とフェイズシンクをする機能が装備されています。オシレーター1は基準となるため、このスイッチを持ちません。
ミキサーセクションには、 GAIN(ゲイン) (-∞〜0 dB) と PAN(パン) が装備され、個々のオシレーターボリュームとステレオ定位を設定します。
トランスポーズセクションには、オシレーターピッチに関するパラメーターが4つ装備されています:
OCT(オクターブ) (−2 to 2) と SEMI(セミ) (−12–12 st) は、オクターブと半音のMIDIトランスポーズ、 CENTS(セント) (±100 cents) と PITCH(ピッチ) は、オーディオトランスポーズ (ピッチシフト)を設定します。Pitchは上限も下限も持たない半音単位のオフセットで、モジュレーションデスティネーションとしても機能し、その際のモジュレーション範囲は±48半音です。
BOWED STRING

擦弦楽器の弓と弦の相互作用をエミュレートするオシレーターで、さまざまな奏法やアーティキュレーションに対応する詳細なコントロールを備えています。幅広い音色表現が可能です。
BOW - ボウ
弓に関する設定です。
FORCE(フォース) (0–2 N) セクションは、弓を当てた際の 圧力 (N)を設定します。 左横の小さな VEL>F (0–100 %) ノブは、ノートベロシティによる変化を調整します。
VELOCITY(ベロシティ) (−1 to 1 m/s) セクションは、弓使いの 速度 (M/S)を設定します。 左横の小さな VEL>V (0–100 %) ノブは、ノートベロシティによる変化を調整します。
DYN. FRICTION(ダイナミックフリクション) (0–50 %) は動的な摩擦係数を設定し、 POSITION(ポジション) (1–49 %) は、弓をあて始める弦の位置を設定します。
HYSTERESIS(ヒステリシス) は初期状態でオンになっており、パネルではなくパラメーターリストから操作します。摩擦モデルにスティックスリップ(固着とすべり)の履歴を与えます。弦は静止摩擦の限界を超えるまで弓に張り付き、その後は再び食いつくことができるまで滑り続けます。アタックの粒立ちは、この動作から生まれます。オフにした場合、弦は常に食いついた状態として扱われ、より滑らかで均一なアタックになります。
STRING - ストリング
弦に関する設定です。
INSTRUMENT(インストゥルメント) は、響きの基準となる楽器:Violin (バイオリン)、Viola(ビオラ)、Cello(チェロ)の選択をし、 STRING(ストリング) は、響きの源となる弦:Highest(1弦)、High(2弦)、Low(3弦)、Lowest(4弦)の選択をします。
TENSION(テンション) (x0.5–x2) は、弦の張力を倍率で設定し、選択した楽器における実際の張力をニュートン(N)で表示します。Violinの場合、x0.50からx2.00で28.6 Nから114.2 Nに相当します。 INHARM (不調性) (0–100 %) は、響きの不調性を調節します。これはモデリングされた弦の曲げ剛性をスケーリングするもので、0 %では理想的な倍音列となり、値を上げるほど高次のパーシャルが徐々にシャープになります。
ARTICULATION - アーティキュレーション
MODE(モード) は、響きを決定づける奏法をメニューから選択します。Constant(コンスタント:一定の圧と速度による演奏)、Sautillé(ソティエ:跳弓)、Fast Martelé (速いマルトレ:短く重く強いアクセント)、Staccato(スタッカート)、 Tremolo(トレモロ)、 Detaché(デタッシェ:一音ずつ弓を返す基礎演奏)、 Accentue(アクセンチェア:アクセント)、Bouncing(バウンシング:スピカート)、Manual(マニュアル)が利用可能です。
追加されるパラメーターは選択した奏法によって異なります:
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Constant :ストロークパラメーターはありません。弓は一定の圧力と速度を保ちます。
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Sautillé :Stroke Frequency、Stroke Pulse Width、Stroke Phase Offset
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Fast Martelé :Stroke Duration、Stroke Pulse Width、Stroke Attack、Stroke Release
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Staccato :Stroke Duration、Stroke Pulse Width
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Tremolo :Stroke Frequency
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Detaché と Accentue :ストロークパラメーターはありません。AccentueはDetachéを反転させた動作で、目標とする弓の速度より上から始まり、そこへ向かって下がります。
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Bouncing :Stroke Frequency、Stroke Pulse Width、Stroke Phase Offset、Bouncing Damp
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Manual :Manual Bow。このポジションをモジュレートして自分で弓を動かし、速度と圧力はその動きから導かれます。
以下のパラメーターが提供されます。そのほとんどが弓のストローク(Stroke)に関連したものです:
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Stroke Frequency(フリクェンシー) (0.1–10 Hz):ストロークの速度を決定します。
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• Stroke Pulse Width(パルスワイズ) (5–100 %):ストロークの往復幅バランスを調整します。
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• Stroke Phase Offset(フェイズオフセット) (0–100 %):弓の位置を調整します。
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Stroke Duration(デュレーション) (0.005–0.5 s):ストロークの長さを設定します。
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Stroke Attack(アタック) (0–100 %):ストロークが弓の最大速度に達するまでの急峻さを設定します。長さではなく、立ち上がりのカーブを変化させます。
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Stroke Release(リリース) (0–100 %):ストロークが停止するまでの急峻さを設定します。長さではなく、減衰のカーブを変化させます。
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Bouncing Damp(バウンシングダンプ) (0–100 %):跳弓時の減衰を設定します。
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Manual Bow(マニュアルボウ) (0–100 %):手動ストロークのためのノブです。
Stroke DurationとStroke Freqは、テンポに同期させることも可能です。モジュールヘッダーのシンクアイコンをオンにすると、この2つは秒およびHzではなく音価として扱われ、32小節から64分3連符までの範囲を、Falconのテンポに同期して設定します。
DAMPING - ダンピング
響きの減衰に関する設定です。
DECAY(ディケイ) (0.1–1000 s) は低域の減衰時間を設定します。 DAMP(ダンプ) (0–100 %) は粘弾性によるダンピングの量、 AIR(エアー) (0–100 %) は空気放射の周波数を、それぞれ相対的に変化させます。
MIX - ミックス
BRIDGE VOLUME(ブリッジボリューム) (0–100 %) は楽器の音量、 BOW VOLUME (ボウボリューム) (0–100 %) は、弓の音量を設定します。
DRUM

リズミカルでパーカッシブなサウンド制作に特化したオシレーターです。ピッチ付きオシレーターとノイズジェネレーターを搭載し、それぞれに独立したAD (アタック - ディケイ)エンベロープを持ちます。ピッチモジュレーションやEQ、 ディストーションによる音色の幅広い調整が可能です。
OSC - オシレーター
ピッチオシレーター(OSC) セクションの WAVEFORM (オシレーター波形)ではサイン、三角、ノコギリ、パルス波を選択できます。
FREQUENCY(フリクェンシー) (20–20,000 Hz) は、オシレーターのベースピッチを設定します。
PITCH MODULATION(ピッチモジュレーション) はベースピッチに変化を加えます。
DEPTH(デプス) (−96 to 96 semitones) は、モジュレーション量を設定します。 RATE(レート) は、ピッチ変化の速さを設定します。
シェイプ メニューで、変化曲線を選択します: EXPONENTIAL(エクスポネンシャル) はRateで設定した時間をかけてゼロまで一定に下降する変化、 SINE(サイン) は一般的なLFOによる変化、 NOISE(ノイズ) はRateでカットオフ周波数が決まるローパスフィルターを通したノイズによる変化をもたらします。またShapeの設定によってRateの表示も変わります。Exponentialではディケイタイム(最大10 s)として表示され、Sineでは0–2,000 Hz、Noiseでは0–20,000 Hzの範囲になります。
Amp(アンプリチュード) セクションには、 アタック(A) (0–10 s) と ディケイ(D) (0.01–10 s) のエンベロープパラメーターが用意されています。
NOISE - ノイズ
ノイズジェネレーター(NOISE) には、 FILTER(フィルター) が装備されています。 フィルタータイプ メニューから、フィルターの種類をローパス、バンドパス、ハイパスを選択します。
FREQUENCY(フリクェンシー) (20–20,000 Hz) はカットオフ周波数、 Q(キュー) (0.1–10,000) はレゾナンスを操作します。
AMP(アンプリチュード) は、ピッチオシレーターと同様、 アタック(A) (0–10 s) と ディケイ(D) (0.005–10 s、ノイズのディケイはピッチオシレーターの最小値0.01 sより短くできます) のエンベロープパラメーターが用意され、これに加え、 ENV(エンベロープ) スイッチで、ディケイ曲線を設定します。
MIXER - ミキサー
MIXER(ミキサー) (0–100 %) は、オシレーターとノイズジェネレーターのバランスを設定するのに使用します。設定値は2つのソースそれぞれのゲインとして表示されます。中央では2つが同じ量でミックスされ、スライダーを上下にドラッグすることでそれぞれのソースの比率が増減します。いちばん下でオシレーターのみ、いちばん上でノイズジェネレーターのみとなります。
MASTER - マスター
MASTER(マスター) セクションは、ミキシングされたサウンドに対する
オーディオパラメーター: EQ GAIN(イコライザーゲイン) (−40–40 dB) と EQ FREQ(イコライザー周波数) (20–20,000 Hz) で特定の帯域をブーストまたはカットし、 DISTORTION(ディストーション) (0–100 %) で歪みを加え、 VOLUME(ボリューム) (−40–40 dB) で出力音量を設定します。
3つの周波数コントロール(オシレーターのFrequency、ノイズフィルターのFrequency、そしてEQ Freq)は、値とあわせて最も近いノート名とそこからのセント単位のずれを表示します(例えば1.00 kHzはB4 +21 centsと表示されます)。またノート名を直接入力して設定することも可能です。この3つはいずれも演奏したノートに追従し、ノイズフィルターとEQのベルはピッチオシレーターと同じ音程だけトランスポーズされます。そのため、鍵盤上を上下に演奏してもドラムの音色は保たれます。
VEL SENS(ベロシティセンシティビティ) (0–100 %) は、オシレーターボリューム ( O )、オシレーターのピッチモジュレーション( P )、ノイズボリューム( N )の3つの対象に対して、それぞれ独立したスライダーでベロシティ感度を設定します。
エディター全体がドロップターゲットになっています。Falconのオシレータープリセット(.presetまたは.btosc)をドロップすると、そのプリセットが読み込まれます。
FM

4オペレーター構成のFMオシレーターです。比率とHzのモード切替えが可能で、11種類のアルゴリズム選択も用意されています。Fine Ratioによる微細な比率調整やFreq Multiplierによる周波数の倍算設定、Snap Ratio(モジュレーション周波数の倍音へのクォンタイズ)、Start Phaseなど、詳細なコントロールが可能です。
オペレーター
FMシンセシスでは、オシレーターのことをオペレーターと呼びます。FM モジュールには4つのオペレーターが装備されています。各オペレーターは、 RATIO(レシオ) と HZ(ヘルツ) モードが用意されています。
RATIO (1–40) は、オペレーター周波数を設定します。この設定は、基準周波数に比例値でおこないます。例えば、1.0に設定した場合、基準周波数の通りに出力し、2.0に設定した場合は2倍の周波数で出力します。
Hz は、オペレーターの動作モードを固定周波数設定にします。この場合、 RATIOノブは周波数(Hz)設定として扱います。
FINE は、オペレーター周波数の微調整に使用します。RATIOモードでは、設定された周波数に対して±1,200セントの調整をおこないます。HZモードでは RATIO と FINE が FREQ (0–2) と FREQUENCY MULTIPLIER(フリクェンシーマルチプライヤー) に置き換わります。FREQが周波数を、FREQUENCY MULTIPLIERがその桁(1 Hz〜10 kHz)を設定し、実際の周波数はFreq × Multiplierとなります。0 Hzから20 kHzまでを設定することができ、どちらもHzまたはkHzで直接入力することが可能です。 PHASE (0–1) は、オペレーターのスタートポイントを設定します。
LEVEL (0–20) はオペレーターの出力レベルを設定します。オペレーターのB、C、 Dのレベルパラメーターは、FMアルゴリズムによって音量ではなく、モジュレーションインデックスとして扱います。その際、設定範囲も異なります。
Snap は、オペレーター周波数設定を特定の倍音制限する機能です。この機能はRATIOモード時のみ有効です。
MASTER - マスター
このモジュールのマスターセクションには、 Topology(トポロジー) メニューと FEEDBACK(フィードバック) 設定が用意されています。
TOPOLOGY は、オペレーター配列=アルゴリズムを選択します。
FEEDBACK (0–100 %) は、オペレーターのセルフフィードバック量を設定します。
FM EXPLORER

アルゴリズムをリストから選ぶのではなく、アルゴリズムとアルゴリズムの「あいだ」を探索するために設計された3オペレーターのFMオシレーターです。オペレーターAがキャリア、BとCがモジュレーターで、ひとつの MORPH(モーフ) コントロールがルーティングを一方の直列接続から、2つのモジュレーターが並列に動作する状態を経て、もう一方の直列接続まで連続的に変化させます。Morphも通常のパラメーターと同様に扱えるため、トポロジー自体をモジュレートできます。
2つのディスプレイは、各モジュレーターがWarp、Shift、Shapeの設定から生成する波形を描画します。その間のディスプレイはルーティングを図示するもので、3つのオペレーターをアルファベットのブロックであらわし、接続線は送り元のオペレーターの色で描かれ、フィードバックがかかっているブロックにはループが描かれます。
WAVE - ウェーブ
SHAPE(シェイプ) (0–100 %) は、両モジュレーターの波形を0 %のサイン波から100 %のノコギリ波まで変化させます。
PUNCH(パンチ) (0–100 %) は、ノートオン時に2つの働きをします。ひとつはDepthに上乗せされる、素早く減衰するFMインデックスのバーストで、演奏したノートの6周期分(6〜80 msの範囲に制限されます)で減衰します。もうひとつはオペレーターのスタートフェイズの整列で、100 %ではすべてが揃って始まり硬いトランジェントになり、0 %では互いにずれた状態から始まります。
オーバーサンプリングのメニュー( No Overs. 、 2x Overs. 、 4x Overs. 、 8x Overs. )は、処理負荷と引き換えに高域をクリーンにします。これは固定の設定であり、モジュレーション先にはなりません。
OPERATOR B / OPERATOR C - オペレーターB / オペレーターC
WARP(ワープ) (0–100 %) は、オペレーターを3つの整数周波数比のあいだで連続的にクロスフェードさせます。倍音関係は全域で保たれます。Bはx1 → x2 → x3、Cはx2 → x3 → x5と変化します。
SHIFT(シフト) (±1200 cents) は、演奏したピッチに対してオペレーターを最大1オクターブまでデチューンします。
FEEDBACK(フィードバック) (0–100 %) は、オペレーターを自身に戻します。値を上げるとクリーンな音色からノイズへと変化します。
ROUTING - ルーティング
MORPH(モーフ) (±100 %) は、トポロジーを設定します。−100 %ではB → C → Aの直列接続、0 %では両モジュレーターがキャリアを並列に変調、+100 %ではC → B → Aと逆向きの直列接続になります。その中間はすべて両者のブレンドです。
DEPTH(デプス) (0–100 %) は、すべての変調経路に送られるFMインデックスをまとめて設定するもので、このオシレーターの主要な明るさのコントロールです。
OUTPUT - アウトプット
BALANCE(バランス) (0–100 %) は、常にフルレベルで鳴っているキャリアに対して、2つのモジュレーターを出力にミックスする量を設定します。
RING MOD(リングモジュレーション) (0–100 %) は、FM段の後で2つのモジュレーター同士をリング変調し、非整数次倍音や金属的な音色を作り出します。
HARMONIC RESONATORS

3種類のミックス可能なエキサイター(Transient、Texture、Noise)を備え、 6チャンネルのレゾネーターバンクをドライブするオシレーターです。各チャンネルには粗調整および微調整、さらにカップリングの個別コントロールが用意されており、緻密な共鳴特性のデザインが可能です。
EXCITERS - エキサイター
音色の源になる信号を形成する2つのサンプルレイヤー: TRANSIENT(トランジェント) と TEXTURE(テクスチャー) 、 NOISE(ノイズ) ジェネレーターで構成されたセクションです。
サンプル選択 はメニューまたは2つの矢印ボタンを使用します。トランジェントは音色のアタックとなる短いサンプル、テクスチャーは持続音になる長いサンプルが用意されています。
GAIN と PITCH (−24 to 24) 、 TRACKING (0–100 %) は、それぞれレイヤーの音量、ピッチおよび MIDIノートピッチ追従設定です。
START (0–100 %) はテクスチャーサンプルの開始位置を設定し、 RANDOM (0–100 %) はそのランダム化度合いを定義します。
GAIN (-∞〜0 dB) と DENSITY (0–100 %) はノイズの音量と密度を設定します。Densityを低くするとノイズが疎になり、音量を保ったまままばらなクラックル音に変化します。 CUTOFF は生成したノイズの周波数特性を整えるフィルター周波数を定義します。12時の位置では Off と表示され、左方向でローパスフィルターが下がり、右方向でハイパスフィルターが上がります。
3つのエキサイターにはそれぞれオン・オフボタンが用意され、 GAIN の可変範囲はいずれも-∞〜0 dBです。
TILT EQ (−6–6 dB) は、3レイヤー合計の響きを整えるローとハイ、2つのシェルビングフィルターを合わせたハイブリッドEQです。右方向の操作でハイブーストとローカット、左方向の操作でその逆に作用します。下の小さいノブは、2 つのフィルターの 周波数 (20–20,000 Hz) を設定します。
AMP ENV は、3レイヤー合計の信号に作用するアタック (A) (0–10 s) 、ホールド (H) (0–10 s) 、ディケイ (D) (0.005–10 s) の3段エンベロープです。Holdは最小値よりさらに下げると UNTIL RELEASED に設定でき、ノートを押さえている間はエキサイターをフルレベルで保持します。なお、このエンベロープが形作るのはエキサイターであり、共鳴音の長さはレゾネーターバンク側のDecayで決まります。
RESONATOR BANK - レゾネーターバンク
Exciterの出力をさらに作用する6つのレゾネーターで構成されたフィルターバンクです。
レゾネーターバンド個々に以下のパラメーターが備えられています:
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• On/Off(電源アイコン):バンドのオンとオフ(バイパス)を切り替えます。
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• Level(レベル) (-∞〜+6 dB):バンドレベルの調整をします。
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• Coarse(コース) (−24–24 st):バンドピッチを半音単位で設定します。
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• Fine(ファイン) (±50 cents):バンドピッチをセント単位で微調整します。
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• Coupling(カップリング) (0–100 %):バンド同士の相互作用量を設定します。(ReflectとRotCircモード時のみ有効)
DECAY (20–20,000 ms) は全バンドのフィルターディケイを設定し、 SCALE (0–100 %) は、各バンドのディケイがそのバンド自身のチューニングにどれだけ追従するかを制御します。0 %では、1オクターブ上にチューニングされたバンドは演奏したノートのバンドの半分の長さしか響かず、100 %では、チューニングにかかわらずすべてのバンドがDecayで設定した長さいっぱいに響きます。そして、 DAMPING (0–100 %) は、各バンドの高域の減衰を調整します。減衰のコーナー周波数は、最小設定で440 Hz、最大設定で20 kHzまで変化します。
MOD DEPTH (0–20 cents) はフィルターモジュレーションの深さを設定します。
MIX (0–100 %) はエキサイターそのものの音とレゾネーターバンクの出力のバランスを調整し、 WIDTH (0–200 %) はその結果のステレオ音像の拡がりを定義します。
カップリングモードは以下からメニュー選択します:
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• Parallel(パラレル):各バンドを並列(そして個別に)適用します。
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• Refrect(リフレクト):各バンドの荷重エネルギーの合計が、他の全バンドにフィードバックされます。
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• RotCirc(ルートサークル):各バンドから次バンドにわずかなエネルギーを循環させます。
NOISE

15種類のノイズタイプを搭載した強力なノイズオシレーターです。バンド、S&H、 ホワイト、ピンク、ブラウンなどの定番から、カオス系ノイズまで幅広く対応します。ノイズの種類によっては、ノイズの密度やカオス量の調整が可能です。
ノイズタイプスイッチで、ノイズの種類を設定します。
スイッチセクション右横には VALUE (0–100 %) ノブが1つ用意されており、ラベル表示と働きは選択したノイズタイプによって変わります:
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Band → BANDWIDTH :演奏ノートに追従するバンドパスの帯域幅を設定します。設定は反転しており、0 %で1オクターブ幅、100 %で1/64オクターブ幅(最もレゾナントな状態)まで狭まります。
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SampleAndHold → RATE :サンプル&ホールドのレートを20 Hzから20 kHzの範囲で設定します。
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Static I と Static II → DENSITY :インパルスの密度を1 Hzから20 kHzの範囲で設定します。Static Iは到来間隔を一様分布から、Static IIは指数分布(真のポアソン過程)から生成します。
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Crackle → COLOR :クラックルジェネレーターのカオス係数を設定します。設定は反転しており、0 %が最もカオティックで広帯域な状態です。ノブを上げるほど出力は薄くなり、やがて周期的なトーンに落ち着きます。
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Logistic → CHAOS :カオス量を設定します。ロジスティック写像を周期倍分岐の領域から完全なカオスまで推移させます。
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Dust と Velvet → DENSITY :インパルスの密度を設定します。特性が2乗のため、実用的な範囲の多くはノブの上側に集まります。
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Violet 、 Blue 、 White 、 Pink 、 Brown 、 Lorenz そして Rossler :2つ目のパラメーターを持ちません。これらのタイプではノブは NONE と表示され、操作できません。
STEREO は、オシレーターをモノラルとステレオで切り替えます。ステレオでは左右のチャンネルが独立して生成されるため、完全に無相関なノイズが得られます。オシレーターのチャンネル構成を変更する設定のため、切り替えると発音中のノートは停止し、またこのパラメーターはモジュレートできません。
ORGAN

ドローバー式のオルガンオシレーターで、伝統的にパイプオルガンで使用される倍音を表す9本のバーを備えています。各パーシャルには独立したGainおよびPanコントロールが用意されており、さらにFast/Slowおよび Harmonicコントロールを備えたパーカッションセクションも搭載しています。ロータリーエフェクトと組み合わせることで、一般的なエレクトリックオルガンサウンドを再現できます。
このモジュールには9つのドローバーが装備され、異なる倍音を扱います。倍音は、パイプオルガンで使用しているパイプサイズに従ったラベル表示: 16’ 、 5 1/3’ 、 8’ 、 4’ 、 2 2/3’ 、 2’ 、 1 3/5’ 、 1 1/3’ そして 1’ になっています。8’はベースノート(基音)で、その倍数で基音に対してのオクターブ上、または下をあらわします。例えば、C3を演奏した場合、8’は C3、16’はC2、2’はC5を発音します。
GAIN(ゲイン) (0–8、伝統的なドローバーの目盛り) はドローバーの音量、 PAN(パン) はドローバーのステレオ定位を調節します。ゲイン設定は伝統的なドローバーと同じように、下に引いて倍音の音量を増加させます。なお、ドローバーごとのパンニングは実機にはないFalcon独自の機能です。
PERCUSSION(パーカッション) セクションは、パーカッシブな倍音を加えるのに使用します。 ON(オン) ボタンで、パーカッションをオンにし、 HARMONIC(ハーモニック) パラメーターで、ドローバーと同じ9種類のパイプサイズ(16’から1’)の中からパーカッションのピッチを選択します。
FAST(ファースト) スイッチでパーカッションディケイの速度を切換えます(オンで300 ms、オフで630 ms)。 伝統的なハーモニックディケイはノート演奏よりも速く減衰します。また実機と同様に、すべてのキーを離した後にのみ再トリガーされます。
PHASE SHAPER

高度なフェーズディストーションで、大胆かつ進化する音色造形を得意とします。 Symmetry、Inflexion、Fuzzの各コントロールにより、繊細で温もりあるサウンドから攻撃的なデジタルカオスまで幅広く表現できます。複雑なテクスチャーや先鋭的なトーン作成に最適です。
RANDOM PHASE(ランダムフェイズ) は、有効にすると、発音ごとのフェーズスタート位置がランダム化されます。
SWING(スウィング) (0–100 %) 、 SYMMETRY(シンメトリー) (0–100 %) 、 SHAPE(シェイプ) (±100 %) 、 SCALE(スケール) (0–100 %) 、 および FUZZ(ファズ) (0–100 %) の調整で、波形およびフェーズ特性を自在に成形できます。
INFLEXION(インフレクション) (0–100 %) は、フェーズに加えるうねりの周期を設定します。低い値では細かなうねりが多数生じ、最大値では大きなうねりが1つだけになります。 DEPTH(デプス) (0–100 %) は、そのうねりがフェーズを曲げる強さを設定します。いずれもノートの音程(ピッチ)には影響しません。
OVERSAMPLE(オーバーサンプル) は、内部処理のオーバーサンプリング量を None 、 2x 、 4x 、 8x 、 16x から設定します。
PRESETS(プリセット) の8つのボタンは、音作りの出発点となるファクトリープリセットをそれぞれ読み込みます:SawTooth、Square、Pulse、DoubleSine、SawPulse、SawToothResonance、TriangleResonance、TrapezoidResonance。
PLUCK

物理モデリングに基づくストリング・シンセシス・モジュールで撥弦楽器のサウンド合成を目的としたオシレーターです。 アルゴリズムおよびサンプルベースの励起(エキサイテーション)を組み合わせることで、自然な減衰を伴う豊かな倍音サウンドを生成します。
ファクトリーインパルスの選択、あるいはユーザー独自のサンプルを読み込むことができ、サンプルの開始位置やチューニングのモジュレーション、初期励起の調整、複数弦のカップリング、さらにサンプル、シンセ、ノイズ各ジェネレーターの寄与度も設定可能です。
MIXER - ミキサー
MIXER(ミキサー) セクションは、 SAMPLE(サンプル) 、 SYNTH(シンセ) 、 NOISE(ノイズ) の3つオシレーターボリューム(バランス)で、イニシャルエクシテーション(弦振動を発生する初期段階)ソースのキャラクターを決定づけます。各スライダーの可変範囲は-∞〜0 dBです。Noiseは最小の状態が初期値になっているため、Noiseの各パラメーターを使用する際はまずこのスライダーを上げてください。
SAMPLE - サンプル
SAMPLE(サンプル) ディスプレイは、外部からの オーディオサンプル のドラッグ&ドロップ、あるいはその上のメニューからファクトリープリセット波形を選択します。読み込まれた波形が、エクシテーションとして扱われます。
この画面上のマーカー: サンプルスタート(S) と サンプルエンド(E) で、波形の範囲を設定します。 Start は、サンプルスタートタイム、 Detune は、オシレーターピッチの微調整(±48半音)を設定します。 KeyFollow は、演奏した鍵盤によるサンプルのトランスポーズ量を設定し、0では常にサンプル本来のピッチで再生され、100 %では鍵盤に追従します。
プリセットメニュー左隣の2つの カーソル ボタンで、サンプルプリセットを切り替えることができます。
INTERPOLATION MODE(インターポレーションモード) は、サンプル再生の品位を Lo-fi 、 Standard 、 Best から設定します。Best(ベスト)に設定することでより高品位、Lo-fi (ローファイ)に設定することで、CPU処理を軽減することができます。多くの場合はStandardが最適です。
SYNTH - シンセ
BRIGHTNESS(ブライトネス)は、 Synthエキサイターのパルスを短くし、パルスワイズモジュレーションで幅を狭めるのと同じように、アタックを明るくします。NoiseとSampleのソースには効果がありません。
NOISE - ノイズ
ノイズエキサイターは通常、ノートの最初の1周期だけ注入されます。これがPluckの撥弦らしいキャラクターを生み出しています。 SUSTAIN を有効にすると、ノートを押さえている間ずっと注入されるようになり、弦は継続的に駆動された状態、つまり擦弦や吹奏に近い響きに変化します。ミキサーのNoiseスライダーが最小の状態では、この設定は音に影響しません。
PICK FILTER - ピックフィルター
ピックパラメーターは、撥弦ポジションの調節に使用します。
PICK FILTER(ピックフィルター) で、ピッキングによる弦振動の発生をシミュレートします。
POSITION(ポジション) で位置、 DEPTH(デプス) で、ピッキングの強さを設定します。
CONTOUR - コントゥア
SHAPE(シェイプ) (−1 to 1) は、SynthとNoiseのエキサイター(弦振動の励起源)の丸み、あるいは細さを調節します。マイナス値ほど丸く、プラス値ほど細くなります。Sampleソースには影響しません。
ROLLOFF (20–20,000 Hz) は、ローパスフィルターの周波数を設定します。
DYNAMICS(ダイナミクス) (0–30 dB) は、高音域のアッテネーションをdB(デシベル)単位で設定します。この設定値は、ノートオンベロシティの最大と最小 (=強弱)の差をあらわし、ベロシティが弱いほど、高音部の響きが制限されます。
FINGER - フィンガー
HARMONIC RATIO は、トリガーノートに対する倍音を設定します。1.00に設定した場合、基音を発します。2.00に設定した場合、基音の1オクターブ上の倍音が追加されます。例えば、実際の弦振動ではすべての倍音が明確に発生しません。一般的に整数値(1.0、2.0など)を使用します。また、1.5(3/2)、1.33(4/3)、1.25(5/4)などの値も有効な設定値です。また、設定値 = 1.01は、パームミュートのシミュレーションに有用です。この1.01は、このコントロールが働き始める境目でもあります。1.01未満では指が弦から完全に離れた状態となり、Ratioの設定は無視されます。
HARMONIC DAMP (0–100 %) は、その倍音の節における弦のダンピングの強さを設定します。0では Harmonic Ratio の設定はまったく効果がなく、値を上げるほど、それより下のパーシャルが打ち消されて目的の倍音が浮かび上がります。
STRETCH(ストレッチ) は、サンプルのパススルー量を設定します。通常、 Pluckオシレーターで発音に使用するサンプルは、ディレイとフィルターによって加工されます。この機能をオンにした場合、Stretchパラメーターの設定値 (0–100 %) に従って、サンプルがパススルーされます。パススルーサンプルが多いほど、音のブザー感が増し、ノイズやドラムサウンド適した響きになります
TUNING & COUPLING - チューニングとカップリング
STRINGS(ストリングス) は、発音する弦の数を設定します。
COUPLING MODE(カップリングモード) は、複弦(値を2に)設定した際の相互作用を決定します。
COUPLING (0–100 %) の解釈は、選択したモードによって以下のように異なります:
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SERIAL(シリアル) :2つの弦は直列処理され、最初の弦の響きが固定量で2番目の弦に送られます。このモードのCouplingは、相互作用の量ではなく、2つの弦のどちらを聴くかを設定します。0 %に設定した場合、最初の弦のみが発音されます。100 %に設定した場合、(最初の弦によって発音された)2番目の弦の響きだけが聴こえます。設定=100 %の場合、チェロのようなスローアタックサウンドを生み出します。
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BRIDGE(ブリッジ) :2つの弦が共通のブリッジを共有し、クロスフィードバックによって互いのエネルギーで励起し合います。Couplingはブリッジに送る量ではなくブリッジフィルターの特性を変化させ、0 %で相互作用が最も強く、値を上げるほど穏やかになります。
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BEATING(ビーティング) :弦のローテーションマトリックスによる数 Hz領域の打ち消し効果を生み出します。Coupling設定は、打ち消し効果のスピードに影響を与えます。2番目の弦のピッチ設定によって、この打ち消し効果に複雑な変化をもたらします。
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INHARMONIC(インハーモニック) :Beatingモードと同じ処理を可聴帯域でおこなうモードです。結果的にリングモジュレーターに似た、ベルやプレートのような響きを生み出します。
COARSE TUNE(コースチューン) と FINE TUNE(ファインチューン) は、 2弦目に作用し、弦同士の音程差を半音単位(最大2オクターブ)とセント単位(最大20セント)で設定します。
STEREO(ステレオ) (STRINGセクション右上のスイッチ)は、2本の弦をモノラルにまとめる代わりに左右の出力へ振り分けます。Stringsを2に設定した場合にのみ有効で、オシレーターのチャンネル構成を変更するため、切り替えると発音中のノートは停止します。
INHARMONICITY(インハーモニシティ) (0–99.99 %) は、弦の倍音成分のストレッチ量を調節して、非倍音成分を生み出します。いくつかの弦素材、例えばスチール製のピアノ線は、ナイロンギター弦よりも非倍音成分を多く含みます。このパラメーターは、そういった素材を用いた弦振動のシミュレーションに使用します。
DECAY - ディケイ
DECAY(ディケイ) (0.1–1000 s) と RELEASE(リリース) (0.1–100 s) は、減衰の長さを設定します。Releaseはノートを離した後の減衰を受け持ちます。
BRIGHTNESS (0–100 %) は、高域の減衰を調節します。
DECAY CUTOFF(ディケイカットオフ) (20–20,000 Hz) は、ローパスフィルターのカットオフ周波数を設定します。
BRIDGE LOSS(ブリッジロス) は、高周波数帯域のダンピング量を弦の1周期あたりのdBで設定します。実際の弦に響きでは、低周波数帯域よりも高周波数帯域の方が早く減衰します。このパラメーターは、減衰の自然さを演出するのに使用します。
DECAY TYPE(ディケイタイプ) は、ディケイのダンピング(フィルター) モードを選択します:
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MA :Karplus-Strong(カープラスストロング)によって発明された撥弦楽器のシンセシスに採用されているダンピングモードです。
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MA2 :MAフィルターよりも、よりコントロール可能なリニアフェイズフィルターモードです。
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LP1 :MA と MA2よりも急激なカーブをもつフィルターで、MAとMA2よりも高いダンピング効果が特徴のモードです。ミュートベースサウンドなどに最適です。
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SHELF(シェルフ) :MA と LP1の間の結果をもたらすモードです。高周波帯のダンピング効果はLP1ほど強くはなく、MAやMA2よりも急激なフィルターカーブを使用します。
ディケイの各コントロールのうち、実際に働くものはこの選択によって決まります。MAは独自のダンピングを持ち、これらをいっさい使用しないため、Brightness、Bridge Loss、Decay Cutoffはいずれも効果がありません。MA2はBrightnessとBridge Lossで特性が決まりますが、設定するカットオフ周波数を持たないため、Decay Cutoffは効果がありません。3つすべてを使用するのはLP1とShelfのみです。
SUPRASAW

最大24基のソウ(ノコギリ波)オシレーターを重ねることが可能で、壮大で迫力あるサウンドを構築します。Detune、Stereo Spread、Blendの各コントロールで、豊かなパッド、突き抜けるリード、重厚なテクスチャーを自在にデザインできます。
OSCILLATORS(オシレーター) (1–24) は、使用するオシレーターの数を設定します。 AIRY(エアリー) ボタンは、ノコギリ波そのものの生成方法を設定します。オフではエイリアスノイズのない状態を保ち、オンでは折り返し成分をあえて通すことで、ビンテージのスーパーソウ系マシンのような、粒立ちがあり明るい高域を生み出します。あわせて、演奏したノートより下の低域をロールオフします。 MODE(モード) は、オシレーターのピッチ構成を決定します: Normal はすべてを演奏ピッチ付近に重ね、 Center -12 と Center -24 はセンターオシレーターを1〜2オクターブ下げ、 Octave +12 はサイドオシレーターを1つ飛ばしに1オクターブ上げ、 Octave +24 は同じく1つ飛ばしに2オクターブと1オクターブを交互に上げ、 Fifth はサイドオシレーターを1つ飛ばしに5度またはオクターブ上げます。 Ctr -12 / Oct +12 、 Ctr -24 / Oct +12 、 Ctr -12 / Oct +24 、 Ctr -24 / Oct +24 、 Fifth / Ctr -12 、 Fifth / Ctr -24 は、これらを組み合わせて同時に適用します。
BLEND(ブレンド) (0–100 %) は、センターオシレーターとサイドオシレーターのバランスを調整します。
DETUNE(ディチューン) (0–100 cents) と CURVE (カーブ) (±100 %) は、オシレーター間のピッチ間隔を設定します。 KEYTRACK(キートラック) は、そのディチューン量を演奏ピッチに応じてスケーリングします。C3では設定した値そのままとなり、そこから1オクターブ上下するごとに、その値の20 %ずつ増減します。
PHASE SPREAD(フェイズスプレッド) (0–100 %) は、オシレーターのスタートフェーズを個別に変化させ、時間的な差異による厚みを演出します。
STEREO SPREAD(ステレオスプレッド) (0–100 %) は、各オシレーターのステレオ配置を設定し、広がりを演出します。
MOD DEPTH(デプス) (0–50 cents) と MOD SPEED(スピード) (0.1–10 Hz) は、ピッチモジュレーションの深さと速度を調整します。
TEXTURE

デュアル・サンプルベースのオシレーターで、キー・トラッキングするバンドパスおよびピークフィルター、 ミックス、ピッチ、再生モード、ステレオコントロール、ランダム性などを活用し、複雑かつ多様なテクスチャー生成が可能です。多数の内蔵サンプルを搭載しており、サウンドデザインの出発点として利用する際に便利です。
2つのサンプルスロットは、完全同一仕様で、パラメーターは次の通りです:
波形表示上の メニュー から プリセット波形 を選択します。メニュー左端の カーソル スイッチで切替えることも可能です。もしくは、お好みのオーディオサンプルをこの箇所にドラッグ&ドロップして使用することもできます。
MODE(モード) :サンプル再生方向を設定します。スロットごとに4つのボタンが縦に並び、上から Forward (正方向)、 Forward Looped (正方向ループ)、 Backward (逆方向)、 Backward Looped (逆方向ループ)を切り替えます。
内側のノブ; GAIN(ゲイン) (−12–12 dB) 、 PITCH(ピッチ) (−24 to 24) 、 PAN(パン) は、サンプルゲイン、ピッチ、パンポジションを設定します。
以下のパラメーターは、2つのサンプルスロットに対して適用します:
中央の音符アイコン; レガートモード は、2つのスロットの両方に作用します。オンにした場合、すでにノートが発音している間は、新しいノートはSample Startの位置から再生し直すのではなく、そのノートが到達している再生ポジションから続けて再生されます。
MIX(ミックス) (0–100 %) は、2つのサンプルの音量バランスを調節し、 WIDTH(ウィドス) (0–200 %) で、ステレオ音像の拡がりを決定します。
SAMPLE START(サンプルスタート) (0–100 %) は、ノートを受けた際の開始位置を、サンプルのスタートマーカーとエンドマーカーに挟まれた区間に対する割合で設定します。Backwardの各モードでは、エンドマーカーからさかのぼって計算されます。 RANDOM (ランダム) (0–100 %) ノブを上げると、打鍵ごとのポジションランダム度合いが強くなります。2つの合計が100 %を超えた場合は、先頭に折り返します。
このオシレーターには、2つのスロットをミックスした出力に作用する4つのフィルターを装備します。処理される順番は、バンドパス(左側のセクション)、ハイパス、ローパス、ピーク(右側のセクション)です。
Widthラベル左横のアイコンボタンのクリックで、 バンドパスフィルター をオン・オフします。 FREQUENCY(フリクェンシー) (20–20,000 Hz) はバンド周波数を設定し、 BANDWIDTH (バンドワイズ) (0–100 %) はフィルターの帯域幅を設定し、値を上げるほど帯域は狭くなります。
Widthラベル右横のアイコンボタンのクリックで、 ピークフィルター をオン・オフします。 FREQUENCY(フリクェンシー) (20–20,000 Hz) はバンド周波数を設定し、 GAIN (ゲイン) (−20–20 dB) は帯域のブースト・カット、 Q(キュー) (0.1–10) はフィルターの帯域幅を設定します。
Highpass(ハイパス) (10–22,000 Hz) はハイパス/ローカットフィルターのロールオフ周波数、 Lowpass(ローパス) (10–22,000 Hz) はローパス/ハイカットフィルターのロールオフ周波数を設定します。
VOSIM

ビンテージ・ボーカル・シンセのトリビュートであるVOSIMは、2つの異なるオシレーターモード:FormantとPhonemを提供し、それぞれのシンセタイプに専用のコントロールを提供します。
MODE(モード) メニューで、 FORMANT(フォルマント) または PHONEM (フォーネム) を選択して、基礎的なキャラクターを決定づけます。
Formantモードはフォルマントフィルターを用いたサウンド合成で、 FORMANT (20–4,000 Hz) はフォルマントのベース周波数を決定し、 RESONANCE (0–100 %) は、そのレゾナンス量を調整します。
Phonemモードは母音フィルターを用いたサウンド合成で、母音は最初のノブ(ラベル表示はなく、選択中の母音がその下に大きく表示されます)で AA 、 AE 、 AO 、 AW 、 AX 、 AY 、 EH 、 ER 、 EY 、 IY 、 OW 、 OY 、 UH 、 UX 、 Y から選択します。 FORMANT SHIFT (−12–12 st) はフォルマント周波数を調整し、 MORPH TIME (0.01–1 s) は母音をリアルタイム操作した際の遷移時間、 NUM FORMANT (2–5) は、フォルマント数を決定します。
PULSE WIDTH(パルスワイズ) (0–100 %) は、フォルマントの非対称性を調整します。
MOD TYPE(モジュレーションタイプ) メニューは、ピッチモジュレーションのソース:SineまたはNoiseを設定し、 MOD DEPTH (0–1200 cents) と MOD RATE (4–15 Hz) はそれぞれ、 モジュレーションの深さと速度を定義します。
WAVETABLE

多機能なウェーブテーブル・オシレーターで、複数のフェーズ・ディストーション・モードと最大8ボイスまでのウェーブおよびステレオスプレッドを持つ強力なユニゾン機能を備え、さらに FMにも対応しています。
Wave Indexをモジュレートすることで、 膨大なファクトリーウェーブテーブル群を自在にスキャン可能で、WAV、ユーザーテーブル、あるいはグラフィック画像ファイルなど多様なユーザーファイルのインポートにも対応します。画像をウェーブテーブル化する際、ピクセル行を1周期として、明度を振幅として変換します。
波形表示上の メニュー から プリセット波形 を選択します。メニュー左端の カーソル スイッチで切替えることも可能です。もしくは、お好みのオーディオサンプル、あるいは画像ファイルをこの箇所にドラッグ&ドロップして、 波形として使用することもできます。
オーディオファイルを取込む際、チャンネル毎に1つの波形サイクルとして扱います。ファイルにスライスが含まれている場合、ファイル名の後ろにスライス1つに対するサンプル数をアンダーバー”_”とともに追加すること (例:”MySweep_128.wav”)で、スライスを波形サイクルとしてとして取込みます。画像ファイルは、ピクセル列毎に波形サイクルとして変換されます。(高解像度画像はリマッピング、または有効範囲のクロップ処理が適用されます。)
WAVE INDEX(ウェーブインデックス) (0–100 %) :波形に複数のスライス(サイクル)が存在する場合、ここで発音するスライスを決定します。このパラメーターに変調をかけて演奏をすることで、特別なスイープ効果を生出します。
ウェーブテーブル波形によっては、スライス間のつながりが不自然になることがあります。そのため SMOOTHING(スムージング) のグループには INDEX(インデックス) と OCTAVES(オクターブ) の2つのオプションが用意され、スライスをトランスポーズし、再生する際の変化に滑らかさを加えます。
ALIASING TOLERANCE(エイリアシングトレランス) (0–100 %) は、演奏するノートが高くなるにつれて、オシレーターが帯域制限された波形のコピーをどれだけ慎重に選ぶかを設定します。デフォルトの0 %では常に最も安全なコピーが選ばれ、折り返し成分のない最も暗い音色になります。値を上げるほど明るいコピーが選ばれるようになり、高次倍音の一部が可聴帯域に折り返すことを許容します。
PHASE DIST MODE(フェイズディストーションモード) と PHASE DIST(フェイズディストーション) (0–100 %) は、フェイズディストーション(PD)の処理モードと適用量を設定します。モードは PWM 、 PWM2+ 、 PWM2 、 Bend+ 、 Bend- 、 Bend+- 、 Formant 、 SymForm 、 Fuzzy 、 ResoForm から選択します。
START PHASE(スタートフェイズ) (0–100 %) はノートを受けた際の開始サイクルを設定します。 シンプルな波形の場合、画面表示は発音に使用している波形サイクルと連動します。
FM はサイン波形を用いたFM効果をWaveTableオシレーターにもたらす機能です。 ENABLE(イネイブル) スイッチでFM機能を有効にし、 DEPTH (デプス) (0–100 %) で変調効果の深さを調節します。 RATIO(レシオ) (−48–48 st) は、初期状態ではノートピッチに対する相対値でサイン波モジュレーターの周波数を設定します。ノブの隣の SNAPPING(スナッピング) メニューは、このRatioをクォンタイズします: Free はクォンタイズをおこないません。 Harmonic は1倍を境に、上側は整数倍(x2、x3…)、下側はその逆数(x 1/2、x 1/3…)にスナップします。 Chromatic は半音単位、 Octaves は12半音単位、 Oct + 5th はオクターブとその上の5度、 Fourths は5半音単位、 Fifths は7半音単位にスナップします。 FINE (ファイン) (±1200 cents) は変調比率の微調整をおこないます(値を動かす際はcommand/altキーを押しながら操作すると細かく調整できます)。 Hz(ヘルツ) スイッチをオンにすると、ノート相対から絶対周波数による変調効果に変わります。この場合、周波数は FREQ ノブと、それを 1 Hz 、 10 Hz 、 100 Hz 、 1 kHz 、 10 kHz で倍算する MULT メニューの組み合わせで設定し、最大の倍率では20 kHzに達します。
UNISON(ユニゾン) は一般的なWaveTableオシレーターの装備です。 Analogオシレーターモジュール:オシレーター > ANALOG > UNISON に装備されているものと同一です。 WAVE SPREAD(ウェーブスプレッド) (0–100 %) は、WaveTableオシレーター固有のパラメーターで、ボイス毎の波形インデックス範囲を設定します。
WEST FOLDER

Buchlaの流れを汲むコンプレックスオシレーターです。サイン波のコアを回路モデリングによるウェーブフォルダーに送り込み、さらにバクトロールのローパスゲートを通します。内蔵のモジュレーターがフォルダーの手前で周波数変調または振幅変調を加えるため、倍音構成は静止せずノートとともに動きます。プラック系のパーカッシブな音色、変化していくベル、金属的なドローンを得意とします。
コントロールの間には4つのディスプレイが配置されています。パネル上部を横断する波形ディスプレイは、モジュレーターのデプスをゼロ、ゲートを開いた状態での折り返し回路単体の出力を描画します。Modulationセクションの下の小さなディスプレイは、内蔵モジュレーターの波形、スタートフェイズ、デプスを示します。Lowpass Gateセクションの下のディスプレイは、この回路の方程式が生成する1音を1秒間分たどったもので、高さがレベル、色が明るさをあらわします。Auto Gateが有効な場合は縦線がノートオフを示し、それ以降はバクトロールが自然に緩和していく過程です。同じセクションの縦バーは、バクトロールに届くコントロールボルテージをボルト単位で表示します。
OSCILLATOR - オシレーター
SYMMETRY(シンメトリー) (0–100 %) は、3つの働きを同時におこないます。コアの波形をノコギリ波と矩形波の間でクロスフェードし、ウェーブフォルダーに入るサイン波にバイアスをかけ、さらに矩形波が折り返されるしきい値を設定します。
TIMBRE(ティンバー) (0–100 %) は、ウェーブフォルダーへのドライブ量をサイン波の0.5倍から10倍の範囲で設定するもので、付加される倍音の主な源になります。フォルダー自体のゲインは内部で正規化されるため、ドライブを上げても出力レベルは一定に保たれます。
ORDER(オーダー) (0–100 %) は、折り返し前のコアと折り返し後の出力をブレンドします。
Orderの横のトグルボタンは、フォルダーに送る波形を、純粋なサイン波とEasel回路のtanhでシェイピングした三角波のどちらにするかを選択します。どちらが選択されているかはアイコンで示されます。 ROUND(ラウンド) (0–100 %) はその三角波をサイン波側へ丸めるもので、三角波を選択している場合のみ有効です。
MODULATION - モジュレーション
FREQ(フリクェンシー) (0.1–1000 Hz) は、内蔵モジュレーターがノートから独立して動作する際のレートを設定します。 DEPTH(デプス) (0–100 %) はその適用量を、 PHASE(フェイズ) (0–1) はノートオン時にモジュレーターが開始するフェイズを設定します。
TYPE(タイプ) は周波数変調と振幅変調を選択し、 WAVE(ウェーブ) はモジュレーターの波形を Saw 、 Triangle 、 Square から選択します。
HARMONIC(ハーモニック) は、モジュレーターを演奏したノートのピッチに固定し、Freqの代わりに RATIO(レシオ) (x 1/16〜x 16) を表示します。この値はオクターブ単位にクォンタイズされ、演奏した周波数に対する倍数または除数として表示されます。周波数変調時のみ使用でき、振幅変調を選択すると解除されます。
LOWPASS GATE - ローパスゲート
MODE(モード) は、ゲートの動作を設定します。 Lowpass はバクトロールのフィルター、 VCA はレベルのみ、 Both はその両方です。 RESONANCE(レゾナンス) (0–100 %) は動くフィルターのコーナーを強調するもので、Lowpassモードでのみ使用できます。
AUTO(オート) を有効にすると、ゲートはノートに合わせて開閉し、ノートを保持している間は全開になります。無効にした場合、ゲートは GATE(ゲート) (0–100 %) で設定したレベルに留まります。 VEL(ベロシティ) は、その自動ゲートを全開にするのではなくノートのベロシティでスケーリングするため、強く弾くほどゲートが大きく開きます。Autoが有効なときのみ使用できます。 SENS(センシティビティ) (0–5) は、バクトロールに届くコントロールボルテージ(ゲートレベルとセンシティビティを掛け合わせた値)をスケーリングし、その値はセクション末尾のバーに表示されます。